正社員の半数「ワークライフバランスが悪い」 改善策は「仕事量を減らす」「生活環境に合った仕事に就く」?

2018年1月22日(月)11時6分 キャリコネニュース

エン・ジャパンは1月19日、ワークライフバランスについてのアンケート調査を発表した。調査は昨年11〜12月にインターネットで実施し、同社運営の「エン派遣」を利用しており就業中ユーザー1082人から回答を得た。

ワークバランスの満足度を雇用形態別に見ると、「良い」という回答が最も多かったのは「契約社員」(24%)だった。次いで、「派遣社員」(22%)、「アルバイト」(18%)、「フリーランス」(14%)と続き、満足度が最も低いのは「正社員」(11%)だった。

また「悪い」と答えた人も「正社員」(46%)が最も多く、半数近くが回答している。

勤務時間が長いと感じている雇用形態、1位「正社員」

ワークライフバランスが「悪い」と回答した正社員に改善策を聞くと、最も多かったのが「生活環境に合った仕事に就く」(38%)で、次が「やりがいの持てる仕事に就く」(22%)、「仕事量を減らす」(17%)だった。

現在の勤務時間・勤務日数について聞くと、「ちょうど良い」と回答した人が最も多かったのは派遣社員(62%)となった。次いでアルバイト(55%)、派遣社員(51%)、正社員・フリーランス(同38%)と続く。

一方、「長い」と回答した人は正社員(61%)が最も多く、以降、フリーランス(48%)、契約社員(40%)、派遣社員(30%)、アルバイト(20%)と続く。

1日9時間以上働いている正社員も3割

実際の平均勤務時間を聞くと、正社員は「8時間以上」が69%。内訳は「8〜9時間」が39%、「9時間以上」が30%となっており、他の雇用形態よりも勤務時間が長い結果となった。

しかしフリーランスは「8時間未満」と回答した人が63%で、うち「4時間未満」が14%、「4〜6時間」が20%、「6〜7時間」が11%、「7〜8時間」が18%となっている。

また平均勤務日数が「週5日」という人は、正社員で78%、契約社員・派遣社員で73%となっているが、フリーランスは33%だけだった。ただ「週6日以上」働くフリーランスも、29%いることが分かった。


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