コロナウイルス防ぐためにWHOが「手洗い」推奨 洗うべき7つのタイミングを紹介
2020年1月22日(水)19時2分 キャリコネニュース
国際連合は1月22日、コロナウイルスの流行を受け、ツイッターの公式アカウントで手洗いを推奨した。国連は、世界保健機関(WHO)が作成した画像を投稿。両手を泡立てるポップ調のイラストとともに、7種類の手を洗うべきタイミングを紹介している。
投稿では、WHOが22日(現地時間)に緊急委員会を開くことをアナウンス。「公衆衛生緊急宣言」を出すか検討するほか、さらなる感染拡大を防ぐ方法などを議論するとしている。
Q&Aページも作成 主な症状に「熱」「咳」「息切れ」「呼吸困難」
投稿では"自分や周囲の人を病気から守る方法"として、「Wash your hands(手を洗おう)」と呼び掛けている。手を洗うべきタイミングとしては
・咳やクシャミをした後
・具合が悪いとき
・調理前、調理中
・食事前
・トイレ使用後
・手が目に見えて汚れているとき
・動物を触ったり、動物の糞尿を処理した後
の7パターンを挙げた。
WHOはこのほど、コロナウイルスに関するQ&Aページを作成。主な症状として「熱」「咳」「息切れ」「呼吸困難」が記載されているほか、深刻なケースとして「肺炎や重症急性呼吸器症候群、腎不全、死に至ることもある」とした。
このほか、同ページでは「人から人へ感染する可能性もある」「治療薬はないが、症状を和らげることはできる」などと解説。さらに、効果的な予防法についてはやはり「手を洗い、うがいをすること」などを推奨している。