旭酒造、6月に社名を「獺祭」へ変更

2025年1月23日(木)15時41分 マイナビニュース


旭酒造は、6月1日に社名を獺祭(英語名:DASSAI)へ変更することを発表した。
同社は、ブランドとしての認知力強化を行い、海外への浸透をより加速させるため、今回の社名変更へ踏み切ったという。売上は昨年度の195億円から、今後1000億円を目指すとし、内訳は国内300億円・海外700億円を想定している、とした。
25年の海外の取り組みとしては、フランス・パリで三ツ星を2つ持つヤニック・アレノ氏との共同出店(L'IZAKAYA DASSAI Yannick Alleno)や、アカデミー賞に初の日本酒として協賛し、今年3月の授賞式で獺祭を振る舞う。大阪関西万博では、オーストリア館で、ウィーン・フィルハーモニック・テイストの音楽を聴かせて発酵させた獺祭を販売するなど、さまざまな展開を実施していく。
一方、国内では、新しい酒蔵(3号蔵)を今年着工し、2028年春に完成予定。NY酒蔵でのDassai Blueの売上は2024年424万ドル(6.6億円)、販売容量で約11万リットル(720ml瓶換算で、15.6万本)と、まだまだ立ち上がりの段階ではあるが、販路はニューヨークとカリフォルニアを中心に、徐々に広がっているという。そのほか、今まで日本酒を飲んでいない層にも認知してもらうため、酒屋や飲食店とともに、日本を中心に年1000回のイベントを実施する。
また、昨年12月に発表した月面で獺祭を造る月面醸造計画を進めるべく、今年の打ち上げを目指していくという。獺祭MOON-宇宙醸造 1本の販売については、近日中に発表される。

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