ルイ・ヴィトン「2021秋冬コレクション」はコロナ禍以降の世界のよう…「都市そのもの」を着たモデルの姿も

1月23日(土)12時45分 Pouch[ポーチ]

2021年1月21日、ルイ・ヴィトンがパリで2021秋冬メンズ・コレクションのファッションショーを開催。YouTubeにおいてライブ配信も行われました。

ランウェイはまるで真冬の街角のよう。

せわしなく人々が行き交う場面から一転、モデルたちが微動だにせず立ち止まるシーンは、都市機能が停滞してしまった2020年以降の世界を表しているかのようです。

【今と重なる演出が胸を打つ】
ベンチで語らう人たちの前を、足早に通り過ぎてゆくモデル達。

道に行き倒れている人がいようとも、気にすることなくズンズンと歩いていく姿が印象的です。

雑踏の中をしばらく歩いていくと、いつの間にか人がいなくなって、時の流れがぴたりと止まったかのような世界に……!

様々な人種、アイデンティティ—を持つ人々が、一斉に静止する姿に現在を重ねてしまいます。

【「人が消えた街」を着る】
ふと、モデルたちが着用しているアイテムに目をやると、飛行機や街並みのモチーフが多いことに気がつきます。

手には大きなトランクを抱えており、旅行を連想せずにはいられません。

ショーの終盤では、NYの都市そのもののようなコスチュームを着た男性が現れるシーンも!

海外旅行に思いを馳せる反面、空っぽな街のようにも見えて、「人が消えた都市」の象徴のようにも思えてくるんです。

【すべてを超えて自由な夢を】
ルイ・ヴィトンのメンズウェアのクリエイティブディレクターを務めるのは、ファッションデザイナー・建築家・実業家と、幅広く活動するヴァージル・アブローさん。

今回のコレクションでは、社会規範の中で形成された無意識のバイアスを、ファッションを通して変えていく試みを行っているとのこと。

人種・ジェンダー・性別などを超えて、すべての子供たちが自由な夢を持つことへの人道的なメッセージが込められているそうです。

国と国を行き来する旅は、あらゆる壁を自由に超えるイメージと重なります。

「今」を連想させるコンセプチュアルなショーを、ぜひお楽しみください。

参照元:YouTube、Instagram @louisvuitton、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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