【1,000人調査】筋力の衰えを実感している女性は約9割! – 意識しているのは「運動」よりも「睡眠」?

2025年1月24日(金)16時22分 マイナビニュース


「ほぼ1000人にききました」企画を運営するオレンジページは、普段の運動や自分の筋力についての実感を、読者モニター「オレンジページメンバーズ」である国内在住の20歳以上の女性1079人に調査した。調査期間は2024年11月15日~11月24日であった。
今回の調査では、自分は運動不足だと感じている人は86.0%で、自分に運動が必要だと思う人は92.9%であった。しかし、普段運動を「していない」と回答した人は47.5%と半数近くとなり、必要だとは思いつつもできていない実態が明らかとなった。
また、自分の筋力についても、衰えを感じることが「ある」「ときどきある」の合計が9割近くに。自由回答では、「スーパーで棚の下のほうの商品を見た後に立ち上がるのがつらい」(50代・もみ)、「疲れると階段が本当につらい。息が上がるし足が痛い」(30代・こいち)のほか、「ペットボトルのふたを開けられなくなった」などのコメントが寄せられ、日常生活の何気ない瞬間に衰えを感じる人が多いことがうかがえる。
筋力アップやキープについては、95.6%が「したい」と回答。理由として、「健康維持・改善のため」(78.7%)、「将来、長く自分の足で歩きたいから」(68.3%)、「体力をつけたいから」(63.2%)が上位となった。しかし、筋力アップ・キープしたい人のうち、半数近くは特に運動をしていないことが判明。一方で、筋力アップ・キープのために意識していることが「ある」と答えた人は8割程度であった。
していることで多かったのは、「睡眠時間をしっかりとる」(42.4%)、「三食きちんと食べる」(40.4%)であった。食生活だけに絞ると、「野菜をとる」(63.5%)、「水分をとる」(43.3%)が上位となり、「動物性たんぱく質をとる」(35.3%)を大きく上回る結果となった。一時の「筋肉のためにはたんぱく質」という傾向と異なり、今回の調査では、生活習慣や、特定の栄養素に偏らないバランスの良い食事を意識している人が多いことがうかがえる。
運動やスポーツまではいかなくとも、健康のために日常生活の中で意識して体を動かすようにしている人は約8割であった。実践していることでは、「軽いストレッチをする」(49.6%)、「なるべく階段を使う」(44.0%)、「散歩」(33.4%)が上位に。また、「電車の中では立つ」(40代・ミルクティー)、「家事をしながら体を動かす」(50代・みぃちゃん)、「買い物に出かけたときは売り場をたくさん歩く」(60代・麹味噌)などのコメントも寄せられた。体に負担をかけすぎず、無理なく続けられることを実践している人が多いことがうかがえる。
今回の調査では、運動不足を自覚し、筋力の衰えを実感している人が多数いる一方で、運動を実践できていない人が半数近くに上ることが判明した。運動を続けられている人からは、そのモチベーションとして、「ストレッチで体が柔らかくなっていくのを感じたり、腹筋の回数を増やせたりと、成長を感じられるのが楽しい」(40代・マンモスっこ)、「夫といっしょに20〜30分歩いています。おしゃべりの時間にもなっているのが楽しみ」(30代・books)、「ウォーキングでいろんな場所に行って、おみやげを買って帰る」(50代・赤いバイク)などのコメントが寄せられた。楽しみや自分へのメリットを実感できることを見つけるのが、運動を無理なく続けるポイントといえそうだという。

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