年収1500万円以上層で特に多い歯列矯正方法は「表側ワイヤー」「裏側ワイヤー」「マウスピース」「セラミック」のうちどれ?
2025年1月24日(金)10時59分 マイナビニュース
Oh my teethは1月21日、「歯列矯正に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2024年7月、18〜59歳までの男女22,165名を対象にインターネットで行われた。
○10代・20代の4割以上が矯正を検討
10〜20代の44%が歯列矯正を検討もしくは経験済みという結果になった。これは、30代の34.7%、40代の26.2%、50代の17.5%と比較しても高い数値となっている。
○歯並びの悩みは「歯のガタつき」が上位
全体では、「歯のガタつき(下側)」(41%)、「歯のガタつき(上側)」(39%)が上位を占めた。日本人の顎は小さいため、歯が並ぶスペースが不足し、ガタつきが生じやすいことが要因と考えられる。
年代別に見ると、10〜20代では前歯の出っ歯(38%)やねじれ(24%)など、見た目に影響する悩みが顕著だった。一方、50代では「すきっ歯」(28%)の悩みが比較的多く、加齢による歯の移動や歯周病の影響が考えられる。
○マウスピース矯正、若年層での選好が顕著に
全世代で表側ワイヤー矯正が主流だが、10〜20代では約3割(32%)がマウスピース矯正を選択する傾向が見られた。また、40〜50代ではセラミック矯正の割合が高いのも特徴だった。
年収別にみると、年収200万円未満の層ではマウスピース矯正の選択率が33%と最も高く、年収1,500万円以上の層では裏側矯正が11%と、収入による矯正方法の選好に特徴的な差異が見られた。
○結婚と矯正意向の相関
就職・結婚などを控えた未婚層で矯正への関心が高い結果となった。未婚層では33.2%が矯正に関心を示し、既婚層(24.7%)を上回っている。