横浜中華街「春節グルメフェア」で食べたい中国の縁起物フード「年菜」5選

2020年1月24日(金)10時50分 食楽web


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 中国の旧暦の正月「春節」には、爆竹が鳴り響き、シンバルや太鼓の音とともに中国獅子や龍が舞い、盛大に新年をお祝いする風習があります。「おせち料理」にあたる「年菜」を食べる習慣もあり、縁起のよい料理が新年の食卓を飾るのは日本同様です。

 現在、横浜中華街では1月25日から2月8日まで、「年菜」が味わえる『春節グルメフェア〜吉祥年菜〜』を開催中。参加店によって異なるさまざまな「年菜」の中から、今回はおすすめの「年菜」5選をご紹介します。

春節グルメフェアで食べてみたい年菜とは?


「寧波風(ニンポーフウウ)」880円/状元樓 横濱本店

 自家製のゴマ餡を包んだ白玉団子を甘さ控えめの甘酒に浮かべた寧波風は、春節には欠かせない温かい中華スイーツ。丸い団子は一家団らんや家族円満のシンボルとされ、幸せを願って食べる縁起物です。ふわりと漂う金木犀の花の香りも◎


「甜年米羔(テンネンカオ/米羔は本来1つの漢字。米偏に羔)」594円/重慶飯店 本館売店・重慶飯店 第一売店・重慶飯店 第二売店)

 白玉粉やでんぷんを蒸して固めたお餅のような食感で、黒砂糖の甘さとココナッツミルクの風味が絶妙な甘い点心。薄くスライスして、フライパンで軽く焼いて食べるおめでたい正月餅です。


「八宝飯(ハッポウハン)」594円/重慶飯店 本館売店・重慶飯店 第一売店・重慶飯店 第二売店

 もち米の中に餡を入れ、棗やチェリーで飾りつけた「八宝飯」は、おはぎのような感覚の点心で、どこか懐かしくて優しい味わい。縁起がいい8個の棗には運気アップの願いも込められています。蒸し器や電子レンジで温めていただきます。


「特製桃まん」550円(2個入り)/馬さんの店龍仙 本店・馬さんの店龍仙 市場館

 上海仕込みの家庭料理が楽しめ、なかでも点心師による各種点心やお粥が人気の「馬さんの店」では、お正月限定の桃まんが登場。ほかにも熊本産有機栽培のもち米をたっぷり詰めた五目焼売や、季節の野菜と一緒に餅を炒めたものなど、縁起のいい料理が楽しめます。


「海老入り水餃子」にんにく黒酢付き616円(4個)/菜香新館

 水餃子は“財”や“長寿”を象徴し、中国北部の春節に欠かせない料理のひとつ。豚肉に海老を混ぜ、ニラの風味が感じられる餡をもちもちの皮に包んで茹でる水餃子は専門厨師が一つひとつ丁寧に作っています。食材の美味しさを存分に楽しんでもらうため、大きめなのが特徴。にんにく黒酢につけて召し上がれ。

 この他にも、中国の一般家庭で実際食べている「年菜」を提供するお店が目白押しです。本場さながらの「春節」にちなんだ期間限定の縁起物フードを、中華街の華やかな雰囲気と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。

●DATA

「春節グルメフェア〜吉祥年菜〜」

日程:1月25日(土)〜2月8日(土)
※営業時間、定休日は各店舗によって異なります
https://www.chinatown.or.jp

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