スノーデン、“地底人”発言の真実「地球の地下世界で繁栄する“平行文明”」
2024年1月23日(火)12時0分 tocana
エドワード・スノーデン氏が2013年に暴露したアメリカの機密文書の中に「地底には高度な文明を誇る知的生命体が生存している」という驚くべきファイルがあった——。地球の本当の“世帯主”は我々が足元にも及ばない進んだ文明を持つ“地底人”なのだろうか。
■地球の地下世界で繁栄する“平行文明”
我々人類はこの地球上で最も進化した生物であり、この地球の“世帯主”であることを自認しているが、本当にそうなのか?
エドワード・スノーデン氏が2013年に暴露したアメリカの機密文書の中に、この地球上には我々の人類文明とは別に、もう一つの先進文明がはるか大昔から存在していることを記したレポートが示されている。この“平行文明(Parallel Civilization)”は我々よりも格段に進歩したヒューマノイドの文明であるという。
我々人類によって探索され尽くし、今では無数の人工衛星が取り囲んでいるこの地球上のいったいどこにそのような文明が存在しているというのだろうか。
文書によればその文明が存在している場所は地下世界であるという。
人類と並行して人類よりも進化した別の種のヒューマノイドがが地球に生息しており、UFOは実際に存在し、地球はこの種族によって制御されているという。
これらの種は地球外種族ではなく地球上の種であり、より高度な進歩を遂げている。彼らは何百万年もの間ここに住んでおり、発展において人類よりはるかに進歩した先進文明であるということだ。
この先進的ヒューマノイドは地下世界に住むとされているが、便宜上“地下”と呼んでいるだけで、ひょっとすると実は我々が検知できない“別次元”の存在であるのかもしれない。しかしそうであったとしてもその“住所”はあくまでもこの地球上であるということのようだ。
この並行文明の存在についてのスノーデン氏の主張は今なお大きな関心を呼んでいるが、今のところ科学界には手の着けようのない案件であることも確かだ。
この平行文明に関する情報はスノーデン氏によれば170万以上のNSA(アメリカ国家安全保障局)の機密ファイルから見つかったものである。それらの文書は地球上の“異常生命体”に特化した高度な軍事機密文書として保管されていた。
秘密軍事開発を担当する国防総省の特別局「DARPA(国防高等研究計画局)」からの開示情報によると、これらのヒューマノイドは、地下の熱水噴出孔や極地の氷床の下など、極限環境下に生息しているという。だとすればこの先進的ヒューマノイドは「極限環境生物(extremophiles)」である一面もあるということになる。
■地球のマントル層で先進文明が繁栄している!?
極限環境生物はその名の通り我々から見て“極限環境”に生息する生物のことだ。具体的には極端な高温や低温、強酸性、高レベル放射能、低酸素あるいは無酸素などの“極限環境”にむしろ好んで生息する生物である。
非常に高温の環境で繁殖する微生物「超好熱菌(Hyperthermophiles)」などの極限環境微生物については1990年代から研究が進められているのだが、どういうわけなのかそれらに関する情報は“機密”に分類されるものが多いという。
実際にDARPAの開示情報によれば地下の熱水噴出孔や極地の氷の下など、極度の温度の条件下に生息しているヒューマノイドについての機密文書のコード名はそのものずばりの「極限環境生物」であるという。
スノーデン氏によれば、彼ら先進的ヒューマノイドにはホモ・サピエンスの発展のプロセスで見られたような戦争や災害がないため、人類よりも知的な種であることは間違いないという。
地球の地中奥深くのマントルは極限環境微生物の生息地と考えられ、彼らにとって安定した環境であり、そこで十全に成長して知能を発達させることができるという。アメリカのある科学者によればマントルは「ここは数十億年間、多かれ少なかれ状況が安定していた唯一の場所」であることを指摘している。
“地底人”のイメージとしてその住み処はせいぜい地下数キロくらいの地下世界を想像するかもしれないが、地下30キロ以上のマントル層に生息しているとすればずいぶんイメージが変わってくるだろう。灼熱のマントル層ではたして先進文明が繁栄しているのだろうか。
いずれにしてもDARPAがこの謎に満ちた先進的ヒューマノイドの調査研究を今も極秘で続けていることは明らかであるという。もし本当に存在しているとすれば我々の理解を超えていると思われるこの謎のヒューマノイドとその先進文明だが、今後理解に繋がる糸口が見つかることがあるのか気に留めておきたい。
参考:「News Frol」ほか