48年ぶりの寒波で東京でも水道管の凍結相次ぐ!どうすればいいの? 水道局「自然に溶けるのを待つのが一番。熱湯はかけないで」

2018年1月25日(木)12時37分 キャリコネニュース

寒波が到来し、都内でも水道管の凍結や破裂が相次いでいるようだ。東京都水道局は1月25日、ツイッターの公式アカウントに、「ただ今、お客さまセンターへ水道管凍結に関する問い合わせが多く寄せられており、大変電話が混み合っております」と投稿した。

25日の午前6時20分、東京都心では1970年以来、48年ぶりに氷点下4度を記録した。府中市でも、氷点下8度4分まで気温が下がり、1976年に観測を開始して以来の最低気温を更新したという。都内だけなく、茨城県日立市や北海道の大滝などでも観測史上1位を更新した。

「熱湯をかけると水道管が破裂することがあるので、やめてください」

そうした中、各地で水道管が凍結するトラブルが発生しているようだ。ネットには、この日朝から、

「起きたら水道管が凍っててトイレが流せないぞ」
「今朝の東京、水道管の一部が凍結しているのかお湯が出ない……」

といったツイートが相次いでいる。

大阪大学の生協図書館下食堂でも「館下食堂の水道が一斉に止まりました!今すでに仕込み終わったものしか出せません!給茶機も!復旧の目処立っていません」と凍結によるトラブルが発生。他にも水道管凍結で臨時休業にする飲食店が各地で散見された。

東京都水道局によると、午前8時から10時までの2時間で、凍結に関する問い合わせが729件あったという。担当者は「2時間で729件というのはかなり多い。普段はこんなにない」と語っていた。

もし水道管が凍結した場合はどうすればよいのだろうか。同担当者は、

「自然に溶けるのを待つのが1番ですが、早く解凍したい場合は、凍った部分にタオルを被せ、ぬるま湯をかけて下さい。熱湯をかけると水道管が破裂することがあるので、やめてください」

と話す。万が一、破裂してしまった場合は、工事業者に連絡をして修理する必要があるということだ。なお、東京都水道局のサイトでも対策を確認することができる。


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