絵画のような雪景色と北海道の食材を堪能 奥定山渓温泉「佳松御苑」探訪レポート|オサナイミカ

2019年1月29日(火)10時0分 BIGLOBEニュース編集部

みんなで選ぶ温泉大賞


札幌の奥座敷・定山渓温泉。市内中心部から小一時間かからずに行ける、温泉街。
そこからさらに、奥(中山峠方面)へ行くと見えてくるのが、わたくしオサナイミカが「温泉大賞アンバサダー」として旅先に選んだ“奥定山渓温泉 佳松御苑(かしょうぎょえん)”です。
2014年までは、佳松御苑吉兆として営業していたのですが、建物の老朽化に伴い、完全に立て直したのち、2018年6月に新装オープン!


妙見石原荘
ワクワクしすぎて、顔がにやけ気味(笑)


以前の建物の時に一度宿泊したことはあったのですが、新装オープンしてからは今回が初!
しかも、以前に増して素晴らしい旅館になったと伺っていたので、すごく楽しみにしていました!


妙見石原荘
真ん中に囲炉裏がある、木のぬくもり溢れるロビー


妙見石原荘
そして雪景色が楽しめる窓際のテーブル席


まずはこちらでウェルカムドリンクをいただきます。


妙見石原荘
ワインと思いきや、お茶でした!しかもボトルが温かい!!


雪道の運転で緊張した体をほぐしてくれる1杯^^


簡単に館内の説明を受け、まずはお部屋へ。
佳松御苑は、全23室。
【紅】と、【藍】の客室棟に分かれており、それぞれに独立したリビングと寝室、森を望む展望風呂を備えられています。今回宿泊したのは【藍】。


妙見石原荘
部屋に入った瞬間、絵画のように飛び込んでくる雪化粧した木々


部屋の説明も頭にあまり入らないほど、その景色にくぎ付け^^;


妙見石原荘
こちらはベッドルーム。扉で仕切ることが可能


実は、部屋自体は“紅”の方が少々広いのですが、国立公園に面しているため、紅の窓ガラスには格子(それほど目立ちませんが)が施されており、より自慢の景色を楽しんでいただけるのは藍の方なのですとお勧めされました。


妙見石原荘
こちらが紅棟のお部屋


妙見石原荘
まずは窓際のチェアに腰掛け、景色を存分に堪能


まさに時間を忘れてしまう空間です!


妙見石原荘
全室に設置されている、源泉100%のかけ流し温泉の浴槽


こじんまりした造りではありますが、誰に気を使わなくとも湯船に浸かりながら景色を楽しむことができます。
そしてこちらの泉質は、“美人の湯”と言われる、炭酸水素塩泉。
定山渓温泉の泉質とも違うそうです。(ちなみに佳松御苑には大浴場はありません)


今回は、宿自慢のエステサロン【美湯手〜びようて〜】でフェイシャルエステも堪能!
こちらでは、佐伯式手技トリートメントが受けられます。


妙見石原荘
施術中は眺めることはできませんが・・・(笑)


妙見石原荘


ただ、目をつむっていても外にあの景色があると思うだけで、リラックスできてしまうんですね^^


佐伯式のフェイシャルは初めて受けたのですが、なんというか、手から伝わってくる癒しのオーラが半端なく、肌の表面だけではなく、奥の奥までいきわたって感じが!!
なぜ数あるエステの中で佐伯式にしたのか、そして女将にアツくお勧めされたのか、受け終わってよく分かりました!


妙見石原荘
あまりにお肌が艶々で夕食はレストランだというのに、ノーメイクで過ごしてしまいました(眉毛だけは書きましたが・笑)


エステで心が満たされますと、お腹を満たしたいと思うのか、ものすごくイイ感じにぐ〜っとなりました(笑)


この日は早い時間(夕食は2部制)のお客様が多かったらしく、貸切状態!


妙見石原荘
厨房が眺められるカウンター席。今回はテーブル席につきました


シェフがイタリアン出身とのことで、和と洋のコラボメニュー
そしてドリンクは、お食事とのペアリングコースがあるとのことで、そちらでお願いしました。


まずはシュワシュワを・・・


妙見石原荘


妙見石原荘


そしてお造りが運ばれてきました。
以前は山の中の温泉宿に刺身なんて必要ない!と思っておりましたが、これだけ鮮度が良いお刺身なら、刺し盛りでほしいくらいです(笑)


妙見石原荘
ニセコ産ジャガイモのスープ


スープの真ん中には鱈のブランダード
自家発酵の焼き立てパンも添えられています^^


妙見石原荘
オマールエビとポルチーニ茸のトマトソース キタッラ


アルコールをいただくときは、あまり炭水化物をとらない派ですが、一口サイズのパスタなら、ワインのあてにピッタリ♪


ということで、白をいただきます(笑)


妙見石原荘
十勝産黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み


白を一気に飲み干して、赤ワインへ(笑)
先ほどのパンでソースもキレイにいただきました^^


妙見石原荘
本日のおこわと止め椀


この日はたこ飯にいくらをのせたおこわ♪止め椀ともども、こちらも一口サイズでちょうどイイ♪


妙見石原荘


妙見石原荘


デザートはナッツとドライフルーツのセミフレッド
実は事前にバラ科のアレルギーということを伝えていたところ、別にカタラーナも用意してくれていました!!
ですが、セミフレッドには生のベリーはなかったので、結果半分ずつどちらも味わったのですが(笑)
デザートが期待以上に美味しくて、コーヒーではなく、さらにアルコールが欲しくなってしまいました(笑)


アルコールと言えば、自慢のBARが22:00までです!
居心地が良かったこともあり、あまりにゆっくり堪能しすぎて、気が付けばいい時間!!
慌ててBARへ向かいました(汗)


妙見石原荘妙見石原荘


実はこちらのBARを監修しているのは、ススキノにあるBAR一慶の本間さん。
そしてこの日はタイミングよく本間さんがいらっしゃったのです。
本間さんにおまかせして、大好きなモルトをいただきました!


妙見石原荘
暗くなる前のBARカウンターからの景色


明るいいうちも見学させてもらっていたのですが、ライトアップされた森を眺める夜の雰囲気も素晴らしい〜〜
何時間でもいたい!!


が、この日は時間ギリギリでしたので、その願いはかなわず・・・
ですが、部屋からの眺めもまた、BARと同じく素晴らしい!!


妙見石原荘


妙見石原荘


ブルートゥースで繋いだスピーカーから好きな音楽を流し、それこそ時間を忘れて景色を眺めます。
さらに湯船に浸かり、景色を楽しむ・・・


妙見石原荘
朝の風景


翌朝、ベッドから起き上がると、目に飛び込んでくる窓の外の景色は、夜の間に降り積もった雪が、昨日とは少し違う表情を見せてくれました。朝風呂に浸かり、朝食をいただきにレストランへ・・・


妙見石原荘


妙見石原荘


しんしんと降る雪景色もまた、いいものです^^


妙見石原荘
ボリュームたっぷりの朝食


朝食はどのお料理も優しい味わいで、箸が進みました^^


チェックアウトは11:00なので、朝も時間に追われることなくゆったりと過ごすことができました。


いつも時間がもったいない!!と、バタバタ動いている私にとって、時間を気にせず思うがままにのんびりするということが、何よりのご褒美だなぁと、改めて実感した奥定山渓での2日間となりました。


妙見石原荘
帰路につく前に駐車場から名残惜しく、景色を眺める


新緑や紅葉の時期にも訪れてみたいものです^^


ということで、【みんなで選ぶ 第11回温泉大賞】に投票お願いします^^
投票した方は、豪華プレゼントが当たるかもですよ!
みんなで選ぶ温泉大賞


<Sapporo100miles編集⾧/コミュニケーションデザイナー オサナイミカ プロフィール>
1971年札幌生まれの札幌育ち。
学生時代のアルバイトや、インテリア系の無店舗販売で営業に目覚め、1995年に(株)リクルートサンロクマル(現ホットペッパー)編集部に入社。
2007年4月よりSapporo100miles編集⾧として就任。サイトオープン時より、ほぼ毎日更新していた編集⾧ブログが多くの読者から支持を得る。
2008年より札幌大通公園で9月中旬〜10月上旬に開催されている、さっぽろオータムフェストでは、グルメコンシェルジュとしてブースに立ち、2009年には【さっぽろオータムフェスト グルメ・メルクマールBOOK】を執筆※2008年度は会員に無料配布。2009年度は1冊300円で販売。
2011年2月に⾧男を出産したことを機にフリーになり、『コミュニケーション・デザイナー』として、札幌や北海道の食や観光の情報発信や、人と人とを繋げる活動を展開。テレビのコメンテーターや、新聞での執筆等々 ※その間もオサナイミカのつぶやき(編集⾧ブログ)は更新2014年に、運営会社が変わり、オファーを編集⾧復帰。今まで通り、自分のアンテナに引っかかった、札幌・北海道の魅力を自分らしい言葉で発信中。全国誌のガイドブック等にも執筆、また、コミュニケーションデザイナーとして、飲食店のマッチングやイベント、アドバイザーやコーディネーターなどの依頼も多数。
現在、不定期で【どさんこワイド】にも出演中


◆オサナイミカのつぶやき http://sapporo.100miles.jp/mikaosanai/
◆Instagram https://www.instagram.com/mika_osanai/

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