原宿「クレープ文化」を牽引 竹下通り「エンジェルスハート」、35年の歴史に幕
2019年1月28日(月)17時0分 Jタウンネット
1983年に開店した原宿・竹下通りのクレープ専門店「エンジェルスハート」が、2019年1月14日に閉店した。
竹下通り沿いに店を構え、クレープを買ったことがなくてもピンクのハートが目立つ外観を覚えているという人もいるはずだ。35年の歴史を誇る老舗クレープ店だけに、ネット上には閉店を惜しむ声も寄せられている。
閉店理由は「ビルの建て替え」
「エンジェルスハート」は1983年12月24日、竹下通りに開店。原宿のクレープ文化を牽引した「カフェクレープ」と同じ運営会社が経営していた。
Jタウンネット編集部は19年1月28日、カフェクレープ社長の小野瑞樹さんに、閉店の理由について詳しい話を聞くと、
「大家さんが変わって、ビルの建て替えをすることになった」
とのこと。再出店については、こう話した。
「3年前くらいから場所を探しているけど、竹下通り・キャットストリートに中々みつからない」
世界的に注目を集める原宿の地域での店舗探しは難しいようだ。「場所があれば再出店する」としている。
閉店の告知はいつから行っていたのかを聞くと、
「(編注:閉店の)数日前から」
としており、実際にカフェクレープのツイッターアカウントが閉店について投稿したのは1月10日だった。
誠に残念ですが今月14日をもちましてエンジェルスハートが閉店することになりました。
今まで来て頂いたお客様には感謝致します。
ありがとうござます!
これからは姉妹店のラフォーレ原宿ストロベリーハウスでお待ちしています。
これからもよろしくお願い致します! https://t.co/9PKtG5hI7R pic.twitter.com/46VdOLNd7h
- cafecrepe (@cafecrepe1977) 2019年1月10日
また、ツイッターユーザーからは、
「種類は多々あると言え、クレープ1本でこんだけの年数やっていけるって凄いなぁと思います」
「スタッフでよく行ってたクレープ屋だからかなり寂しい(TT)最後に行っておけばよかった・・・(TT)」
「最近は流石にクレープ自体買う事は無くなったけど、通れば安心するランドマークな存在でしたね。思い出と共にお疲れ様です」
といった反応が寄せられている。