シニアのクルマ選び 新しもの好き多く人との違い求める傾向

1月30日(火)16時0分 NEWSポストセブン

60代人気1位の三菱アウトランダー

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 昨年1年間で日本で最も売れた普通車はトヨタ プリウス(16万台)、軽自動車はホンダ N-BOX(21万台)だった(日本自動車販売協会連合会・全国軽自動車協会連合会調べ)。売り上げ上位の多くを小型車が占める結果となっている。


 中古車情報メディア「カーセンサー」が独自に集計した50代、60代の人気車種ランキング。50代は1位が日産リーフ(初代)、2位BMW3シリーズ(現行型)、3位BMW3シリーズ(3代目)。60代は1位は三菱アウトランダーPHEV(現行型)、2位レクサスHS(現行型)、3位日産リーフ(初代)の順だった。インターネットを使用できるユーザーからの統計ではあるが、リアルなシニアの動向が見て取れる。


 50代の1位がEV(電気自動車)の「日産リーフ」、60代の1位がSUV(スポーツ用多目的車)の「三菱アウトランダーPHEV(プラグインハイブリッドEV)」という結果を、『カーセンサー』編集長の西村泰宏氏は「この世代の特徴」だと評する。


「EVはもちろん、人気のSUVの中でもコンセントから充電できるPHEVを選ぶなど、意外にもシニア世代ほど新しもの好きが多く、他の人とは違ったものを求める傾向が強いのが結果に表われています」


 30代、40代では「アルファード」や「ハリアー」「ステップワゴン」「ヴェルファイア」などのSUVやミニバンといった人や荷物を多く積める車種が上位を占めるのとは対照的だ。


 もちろん中高年にも「BMMW3シリーズ」や「レクサスHS」、「ポルシェ911」(現行型、50代4位)などスポーツタイプの人気も高い。ほか軽自動車もオープンカーの「ダイハツコペン」(初代、50代5位)やSUVの「三菱パジェロミニ」(60代7位)が上位に入る。


「単にダウンサイジングしただけのコンパクトカーや軽自動車を好むのではなく、中高年になるほど『無駄な空間を減らして質感を高めているクルマ』など快適さや居住性へのこだわりを持つ傾向もあります」(西村氏)


 中高年は家族構成などの制約から解放され、より自由なクルマ選びができる。さらに、若い世代より自動車そのものに対する興味や意識が高いという。


「これまでの長い運転経験で、自動車に求める具体的なビジョンができているのでしょう。中古車市場では、かつて憧れていた高級車や、高価で手が届かなかったハイブリッドやEVといった新技術搭載車も手頃な価格で買えます。ランキングには、今シニアが純粋に求める車種が反映されています」(西村氏)


※週刊ポスト2018年2月9日号

NEWSポストセブン

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