「福岡の冬は暖かい」は間違い、本当に寒いんです... 肩こりや血管老化にも影響する「寒暖差疲労」にご注意を

2018年2月3日(土)6時0分 Jタウンネット

[めんたいワイド- 福岡放送] 2018年1月23日放送の「特報THEスライドショー」では、寒さで起こる寒暖差疲労について取り上げました。


今年に入り、全国的に寒い日が続いていますが、福岡県でも雪が積もったりと寒い日が続いています。こういう時に起こりやすいのが、気温変化が激しい時に起こる寒暖差疲労です。


寒暖差に弱い体質になっている人が増えている


寒暖差疲労のメカニズムですが、気温が一定の時は体温調整に必要なエネルギーは少なくてすみますが、気温が急変すると慌てて熱を作り出して体を温めようとするため、エネルギーを大量に消費し、それが疲労という形で出てきます。


疲労が蓄積すると自律神経が乱れ、冷え性の症状が急激に進んだり、めまいや肩こり、食欲不振といった症状が現れてきます。


寒暖差は昔からあったのですが、なぜ今そういった症状が出てくる人が増えているのか?そこにはエアコンの普及によって寒暖差に弱い体質になっている人が増えているからです。


1.夏の暑さも苦手だが冬の寒さも苦手
2.エアコンが苦手
3.手足が冷たく感じることが多い
4.冬は機能性保温下着が手放せない
5.熱中症にかかったことがある

この5項目のうち1つでも当てはまる人は、ひどい冷え性、もしくは血管が老化している可能性があるとされています。


対策は「炭酸ガス入り入浴剤」


寒暖差疲労を解消するためには、お風呂に炭酸ガス入りの入浴剤がおすすめです。炭酸ガス入りの入浴剤は、血管拡張作用があるため疲労回復・冷え性の緩和につながるといわれています。その他、寒暖差疲労のお風呂の入り方も伝授されました。


1.38〜40度のぬるめのお湯に浸かる
2.半身浴ではなく全身浴をする
3.10分以上が目安

よく熱いお風呂にサッと入ったり、半身浴をして汗をかくという入浴法をしている人がいますが、寒暖差疲労の場合は全身浴をして体全体の血行を良くすることが大事です。


関東方面から遊びに来た友人がよく「福岡は南だから暖かいと思っていた」と言いますが、冬の福岡は本当に寒いです。知らない間に肩が凝っていたりするのは寒暖差疲労なのだと知って驚きでした。入浴は以前教えていただいたことがあるので知っていましたが、血管の老化なども関係しているということなので、入浴だけではなく血管についても考えた方がいいのかなと思いました。(ライター:ぴよこ)

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