これが天才の発想か...? 「今年の恵方がわからない」問題を超強引に解決する「全方巻き」に反響

2021年2月3日(水)20時0分 Jタウンネット

昨日2月2日は、2021年の節分だった。

節分にすることといえば豆まきだが、恵方巻きを食べるのも定番だ。

「その年の吉をもたらす方角=恵方」を向いて、願い事をしながら無言で太巻きをかじった読者も、いることだろう。

さて、その「恵方」。毎年方角が変わるので、「今年はどの方角だっけ?」と混乱してしまう場合も...。

しかしツイッターで話題になっているこの「画期的な恵方巻き」なら、そんな悩みとはおさらば...かもしれない。

皿の上に載っているのは、東西南北の全12方向に伸びた大きな巻き寿司。

一本一本が独立しているのではなく、真ん中の部分で一か所に繋がっている。

もはや「巻き寿司」と呼んでよいのかどうかも怪しい料理だが......たしかに、これなら全ての方位をカバーできるかも?

話題になっているのは、人力舎所属のお笑いトリオ「トンツカタン」のお抹茶さん(@OMACYATTT)による、2021年2月2日の投稿だ。今年の恵方がわからない人のために作った、その名も「全方巻き」である。

この斜め上過ぎる発想の力業に、ツイッター上では、

「その発想は無かった」
「天才あらわる...」
「すご!食べ方わからんけど!」
「真ん中どうなってんの?笑」

といった声が寄せられている。

気になる作り方は...

Jタウンネットは2月3日、投稿主のお抹茶さんに取材した。話題の恵方巻きは1月28日に自宅で作って撮影したものだそうで、

「昔から毎年、恵方巻きを食べていたのですが、その度に『今年の恵方』を調べて、コンパスで方角調べて、この作業は何だ?と思っていたので何も考えずに恵方向ける方法ないかなというのがきっかけです」

と経緯を述べた。

また、気になる作り方については「秘密です」と前置きしつつも、

「まず細巻を6本作り、そのうち5本を半分に切り、切ってない一本に繋げていって、繋ぎ目を隠すように上から海苔を貼ります。そうなんです。巻いてないです」

とこっそり教えてくれた。真ん中の海苔は貼っただけとのことだが、どの細巻きが「切ってない1本」なのか全くわからないほどのカモフラージュっぷりだ。

なお、この「全方巻き」が完成するまでにはかなりの苦労があったという。

「最初、試作した時は恵方巻きらしさを出す為に太巻で作ってみたんですけど全くうまくいきませんでした。その時は4合分のお米を使ってしまったので、家族で泣きながら2日に分けて食べたところが一番苦労した瞬間です。

(今回の完成品も)残念ながら、4合分の太巻を食べてから、そんなに間を置かずに作ったので、食べてる時は味のことなんか考えられずに自然と無言になって黙々と食べ進めました」

とお抹茶さん。

大変すぎる......。この「全方巻き」によって、お抹茶さんの元に「吉」がもたらされることを、祈らずにはいられない。

Jタウンネット

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