「死ぬ気で働いて1000万円のボーナスを稼いでも、半分近くを税金で取られる」高所得者の不満
2021年2月4日(木)18時44分 キャリコネニュース
努力を重ねて高収入が得られるようになっても、待っているのは高い税金。それだけでなく、所得制限で児童手当や医療費助成などの恩恵を受けられない。キャリコネニュースには、
「所得税、住民税、高いです。死ぬ気で働いて1000万円のボーナスを稼いでも、半分近くを税金で取られます」(神奈川県/40代前半男性/金融・保険/正社員/年収2300万円台)
「子どもが小さいのですが、所得制限で児童手当が減額されています。保育料も高いし納得できません」(兵庫県/30代後半女性/金融・保険系/正社員/年収1400万円台)
という怒りの声が寄せられている。(文:コティマム)
「せめて子どもに関する保障だけは平等でなければ、納税する意味がない」
神奈川県の年収1200万円台の40代前半男性は「国や市に貢献しているのに、援助はまるでないです。理不尽」と嘆く。
「高校生、小学生、1歳の3人の子どもがいます。児童手当は減額、医療費助成や高校授業料免除は対象外。所得税などの税金は高いし、いいことがありません」
東京都の40代男性(IT・通信系/正社員/年収1300万円台)は、「納税は国民の義務。高所得者がより多く納税するのは国のためだと思うが、高額納税者に対する保障が皆無。この国の未来に絶望を感じる」と憤りを隠せない。
「子ども関連の保障の格差は特にひどい。児童手当は減額され、高校授業料の補助もない。高額納税を感謝されるどころか、高収入を嫉妬の対象にされる。せめて子どもに関する保障だけは平等でなければ、納税する意味がない」
と怒りを吐露。高所得者も楽をして稼いでいるわけではない。「取られるだけで何もなし」では、日本から出て行く人も増えるかもしれない。
※キャリコネニュースでは引き続き「税金が高くて怒っている人」や「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。
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