もう義理チョコとは呼べない!?「ブラックサンダー」の専門店顔負けの高級チョコを食べてみた

2021年2月4日(木)10時51分 食楽web


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 いまだコロナ禍が続き、例年とは少し違うカタチを余儀なくされそうな今年のバレンタインデー。「義理チョコ」の代名詞ともなっている有楽製菓の「ブラックサンダー」が、今年は特別なチョコレートを販売しているのをご存知ですか?

 1月25日から同社の特設ECサイトで販売されているのが「キャラメルをからめる しっとりブラックサンダー」と「至高の超生ブラックサンダー」の2種類。コンビニのレジ横に置かれたこれまでのブラックサンダーのイメージを大きく覆すこの本格チョコ、一体どんな仕上がりなのか、さっそく試食してみました。

キャラメルソースを後がけするブラックサンダー


「キャラメルをからめる しっとりブラックサンダー」(972円)は8袋入り

「キャラメルをからめる しっとりブラックサンダー」は、スポンジケーキを使用したしっとり食感のキャラメル味のチョコレートです。パッケージを見てもブラックサンダーとは思えないような、おしゃれなデザインになっています。


1個あたり標準19gなので、標準21gの通常のブラックサンダーとあまり変わらない

 1個ずつのサイズ感は通常のブラックサンダーとほぼ同じ。小分けになっているので配るのにもぴったりかと思いきや、実はそうではないんです。


表面にキャラメルチョコがコーティングされており、全体的に甘さは強め

 ブラックサンダーといえばザクザクした食感が特徴ですが、しっとりブラックサンダーは通常のものに比べ、全体的にほろっとした食感に。それと同時に、ブラックサンダーならではのココアクッキーと香ばしいアーモンドの食感がいいアクセントになっています。


「ビターキャラメルソース」と「ラズベリーキャラメルソース」が各2袋同梱されている。このソース込みで楽しむチョコなので1箱単位で楽しみたい

「キャラメルをからめる」と商品名でもうたっているように、キャラメルソースをかけて味に変化を加えらるのも特徴。「ビターキャラメルソース」と「ラズベリーキャラメルソース」が付属しており、このソースをかけることでまったく別のチョコに変身するんです!


右がビターキャラメルソース、左がラズベリーキャラメルソースをかけたもの。最初に食べたしっとりブラックサンダーの甘さがグッと引き締まるのがいい

 実際にかけて食べてみたところ、ビターキャラメルソースはほろ苦さが加わって、より大人の味わいになりました。また、ラズベリーキャラメルソースは程よい酸味がプラスされ、後味がすっきりする印象です。ちなみに、この2種類のソースは通常のブラックサンダーとの相性もいいそうなので、気になる人はぜひ試してみてください。

3780円の高級ブラックサンダーも食べてみた


「至高の超生ブラックサンダー」(3780円)は、MILKが標準143g、WHITEが標準150gとサイズもビッグ

「至高の超生ブラックサンダー」は、MILKとWHITEの2種類がセットになった数量限定商品です。そのお値段も”至高”で、通常のブラックサンダーが1本30円なのに対し、こちらは2本入りで3780円! もちろんサイズも大きく、こだわりの素材を使っているのでご安心ください。

 ケーキのように包丁でカットして食べるタイプとなっており、ブラックサンダーらしいザクザクした食感と生チョコの組み合わせが特徴です。生チョコは水分があるのでビスケットがやわらかくなりがちですが、ビスケットを先にチョコでコーティングすることで食感を残すという工夫が施されています。

 また、カカオトレース認証農園で持続可能な方法によって育てられたカカオを使用することで、カカオ農家や子どもたち、自然を守る活動を支援するという取り組みにも貢献しているんです。ホントにブラックサンダーなの!? と思うようなこだわりぶりです。


至高の生ブラックサンダーは昨年も発売されたが、「切るときにチョコが剥がれる」という声を受け、今年はビスケットの周りにチョコレートを薄くコーティングすることで切りやすくなっている

 まずはMILKから食べてみたところ、まるでガトーショコラのような口当たり。北海道産生クリームと香り高いカカオを使用しており、知らずに食べると「どこか専門店のチョコレートかな?」と思うはず。コーヒーや紅茶と一緒に食べれば贅沢なティータイムが楽しめそうです。


生チョコのしっとり感とビスケットのザクザク感を楽しめる。甘さだけではなくカカオも感じられるので高級感がある

 一方のWHITEは、ホワイトチョコなので食べたあとに甘さが残るのかと思いきや、想像以上にスッと消えてなくなります。それもそのはず、シャンパンを加えて甘さを抑え、フリーズドライのフランボワーズを加えて味のバランスを取っているんだそうです。


ホワイトチョコのブラックサンダーを食べたことがある筆者も、至高シリーズの高級感には驚かされた。とくにフランボワーズの酸味がいい

 ブラックサンダーの新境地が垣間見れる「キャラメルをからめる しっとりブラックサンダー」と「至高の超生ブラックサンダー」は、今年のバレンタインの話題になること必至。プレゼントとしてだけでなく、ぜひ自分チョコとしてもゲットしてみてください。

●DATA

ブラックサンダー特設ECサイト

https://yurakuvalentine.jp

●著者プロフィール

今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。

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