キンコン梶原、ドッキリ動画炎上で謝罪「嫌な気持ちになった人がたくさんいる」 雑な「いじり」で低評価相次ぐ
2019年2月5日(火)13時31分 キャリコネニュース
ユーチューバー「カジサック」としても活動するお笑いコンビ・コングコングの梶原雄太さんが公開した動画に非難が殺到する事態にとなった。
カジサックさんは2月4日、スニーカーコレクターのカメラマン、ヤスタケさん不在時の部屋に入り、自室に収納しているスニーカーをすべてお菓子の「スニッカーズ」と置き換えるというドッキリ動画を公開した。
ヤスタケさんの部屋には一足ずつケースに収納されたスニーカーが壁際にずらりと並んでいる。中には10万円以上するものもあるが、すべてビニール袋に詰め、ケースにスニッカーズを入れていく。
スニーカーが無くなっていることに驚いたヤスタケさんは、カジサックさんのドッキリだといういうこと知って憤る。笑いながら「ドッキリでした」「面白かったでしょ」と登場するカジサックさんに、「面白くねえよ」という姿も動画に収められた。
カジサック「人の嫌がりそうなことはやらないように気をつけます」5日現在までに21万回再生されたが、コメント欄には「大事な靴やぞ」「人の気持ちを考えない笑いはつまらない」など批判的な声が寄せられ、6割が低評価をしている。翌5日深夜、カジサックさんとヤスタケさんはユーチューブでライブ配信し、動画について釈明し謝罪した。
「嫌な気持ちになった人がたくさんいるんだなと感じたので、そこはまず謝らせてください。本当に嫌なお気持ちにさせて申し訳ございませんでした。甘い考えで作っちゃったというか、僕がドッキリをしてしまった」
またスニーカーを袋に詰めることについて「本当に僕は未熟で、スニーカーに関して詳しくなくて」といい、「人のお宝をドッキリに使うのはよくないと申し訳ない気持ちになった」と語った。
ただヤスタケさん自身は、動画に自身を取り上げてくれたという「気持ちはありがたい」という。靴が失くなっていた時は「自分の家にまさか来るとは思わなかった。若干うわってなった」というが、ドッキリだと判明して動画内ではわざと怒っていたふしもあったと明かした。
ドッキリ動画の削除を求める声も上がっているが、ヤスタケさんは「フィーチャーしていただけてすごく嬉しかった」といい、削除する予定はないようだ。カジサックさんは謝罪動画で「人の嫌がりそうなことはやらないように気をつけます」と改めてコメントした。
宇野常寛氏「なんでお前の面白さ・盛り上がりのために嫌な思いしなきゃいけないんだ」カジサックさんは、先日も評論家の宇野常寛さんに失礼な態度をとって炎上したばかり。宇野さんは2日開催された「ホリエモン万博2019〜節分まつり〜」でチャンバラ合戦運動会に参加したが、ツイッターに
「失礼な態度で絡んできた人がいたので、途中で帰りました。お疲れ様でした!」
と投稿。カジサックさんが宇野さんとチームに対して「失礼な絡み」をしてきたという。さらに、
「いま吉本のマネージャーさんとHIUを通じてカジサックから『芸人として当たり前のことをしただけだから特に謝罪しない』というコメントをいただきました。弱い人やマイノリティに石を投げて、自分を持ち上げるのが彼の考える『芸人として当たり前のこと』らしいです」
といい、「なんで、お前中心の『面白さ』『盛り上がり』のため僕らが嫌な思いしなきゃいけないんだ?こういうヤツがいるからイジメってなくならないんだなと痛感した」と不安を顕にした。
スニーカーと宇野さんの件については、カジサックさんの「面白いと思ってやった」という気持ちが先行しており、同じ内容で炎上しているようだ。