弘前市「冬に咲くさくら」のインスタ映えスポット、仕掛け人に聞いてみた

2018年2月7日(水)20時0分 Jタウンネット

いま話題の「冬に咲くさくら」、ご存じだろうか。雪が積もった桜の木にピンク色の照明を当ててライトアップする。すると、なんと満開の桜のように見える! お堀の中には「雪の花筏(はないかだ)」も......。まるで夜桜見物のような幻想的な眺めだ。場所は、青森県弘前(ひろさき)市の弘前公園。そう、5月初旬の連休の頃は花見客で賑わう名所だが、いま「冬に咲くさくら」が人気を集めている。


弘前市地域おこし協力隊の実行委員会が、2017年9月から約1カ月、クラウドファンディングで資金を募り、目標額の30万円を大幅に超える金額が集まった。ライトアップされる場所は、弘前公園追手門付近の外堀約300メートルのエリア。約70台のLED投光器で雪が積もった木々を照らす。12月22日、ライトアップが始まった。


ライトアップ開始から1か月半。市民からの評判はどうなのか。Jタウンネット編集部は弘前に電話して、話を聞いてみた。


見頃は「枝に雪が積もった状態」


電話で答えてくれたのは、地域おこし協力隊の米山竜一さんだった。


「ライトアップを始めて、もっとも感動したのは、弘前市民の関心が高まってきたことです。雪が降ってそろそろ見頃だという時期には、多くの観客が集まって来られます。地元の方はさすがによくご存じです」と米山さん。「見頃というのは、曇り空で夕刻までに雪が降った時ですね。つまり、枝に雪が積もった状態がいちばんきれいに見えるようですね」


そこで、米山さんに「冬に咲くさくら」のインスタ映えするスポット・ベスト3を聞いてみた。


「ベスト1は、やはりお堀の上に雪の花筏が見える場所でしょう。お堀に氷が張って、その上に雪が積もった状態だと、ピンクのライトが当たるとまるで花筏のように見えます」


「2番目は、歩道沿いの桜並木でしょうか。歩く姿を撮影されている方は多いようですよ。3番目は、弘前市立観光館前の広場でしょうか。弘前市のマスコットキャラクター『たか丸くん』の像の位置から、ライトアップのエリアを撮影するのもおすすめです」


弘前市では、2018年2月9日から12日まで、「弘前城雪燈籠まつり」が開催され、公園内に約150基の燈籠と約300基の雪像が配置される。多くの観客が訪れる予想だが、併せて追手門付近外堀の「冬に咲くさくら」ライトアップも楽しんでみてはいかがだろう。ライトアップは2月末まで。

Jタウンネット

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