【下町酒場】呑兵衛の聖地・京成立石で評判のピザ酒場『寄り道ピザRocco』が愛されるワケ
2024年2月10日(土)10時47分 食楽web
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●ピザと共に立石らしい和のつまみやサワーも堪能できると評判の『寄り道ピザRocco(ロッコ)』へ行ってみた。
呑兵衛の街として有名な立石は、飲みの玄人たちが訪れる、入りにくいもつ焼きやおでんのお店ばかりだと思ったら大間違い。立石ビギナーも入りやすい小洒落たピザ酒場『寄り道ピザRocco』を忘れてはいけません。土日祝日は昼からオープンするため、昼飲みもできるありがたい店。話題の「しらすピザ」で1杯やりましょう。
「酒場」の文字が気になるピザ屋へ潜入!『寄り道ピザRocco』は、立石さくら通りという京成立石駅から葛飾区役所へ向かう道上にあります。2022年にこの場所に移転し、リニューアルオープンしました。赤がベースの看板が目立って分かりやすく、看板やのれんには「酒場」の文字も入ります。
ピッツェリアやワイン食堂ではなく、ピザ“酒場”と銘打つところが立石らしい。ピザとともにお酒への期待も膨らみます。お店に入ると、香ばしいピザの焼ける香りが漂ってきました。
注文はQRコードを読み取りスマホから注文します。席の利用時間は1時間30分まで
シンプルで綺麗な店内には、テーブルとイス席以外にカウンター席もあり、昼から飲んでいる人もちらほら。ピザは、トマトソースにホワイトソース、珍しいカレーソースまでありました。王道の「マルゲリータ」や個性的な「下町ピザ」など、バラエティ豊か。今回は、南葛SCのサッカー選手が記事で話題にし、有名飲み系インフルエンサーがSNSでおすすめしていた「しらすピザ」を頼んでみました。
焼き立て「しらすピザ」を食べれば人気の理由を実感!
「しらすピザ」1400円(全て税込)
お酒とつまみを食べながら待つこと数分、ピザが到着しました。焦げ目の付いた耳や溶けてトマトソースと混ざり合うチーズが食欲を刺激します。注文してから焼き上げるため、混んでいると少し時間がかかるので余裕をもって頼んでくださいね。
アツアツのピザをほおばると、チーズがとろけてしらすの塩気がほんのり、たっぷり入ったガーリックの旨みが広がります。トマトソースとガーリック、しらすにチーズの調和が完璧! 自家製の生地は程良い甘味と塩気に弾力があり、外はサクッと中はモチモチ。冷めてもモチモチ感が損なわれず、最後までおいしくいただけます。1人で食べたらお腹いっぱいになれる大満足サイズのため、数人でシェアするのがおすすめ。
お酒とつまみの種類の多さも魅力
「レモンサワー」380円、「グラスワイン」450円、ソフトドリンク300円
ドリンクは1人につき、ワンドリンクオーダー制です。ソフトドリンクはもちろん、生ビールにワインもありますが、サワーや茶割系の種類が多め。ピザ“酒場”というだけあり、れっきとした立石の飲み屋です。焼き立てのピザを頬張り、冷たいサワーやチューハイをぐびぐび飲んだら、ピザをもう1枚食べられそうな気持ちになります。
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ピザの焼き待ちは混んでいるとそこそこ待つため、1杯やりながらつまみメニューをつつきましょう。つまみも「鶏のから揚げ」などの定番メニューから、焼きもの、刺しものまであります。「あじのなめろう」や「炙りしめさば」を食べて、ピザも食べられるという和と伊のミックスっぷりが楽しいですね。
「かき玉あんかけコロッケ」220円
今回は話題の「かき玉あんかけコロッケ」を注文してみました。コロッケにネギと卵のあんかけがたっぷり! 和風のとろとろしたあんかけとサクサクの衣のコロッケがよく合います。今回、「しらすピザ」、「レモンサワー」、「かき玉あんかけコロッケ」の3点を食べましたが、お会計は合わせて2000円。安い!
まとめ『寄り道ピザRocco(ロッコ)』は「ここはイタリア!?」と錯覚しそうになる極上ピザに、呑兵衛の街・立石だと認識させてくれるサワーやつまみが待っています。全てがおいしくて愛おしい。立石駅前のごちゃごちゃ感から少し遠ざかり、ピザをほおばりながら1杯やりに出かけませんか?
(撮影・文◎乃々)
●SHOP INFO
寄り道ピザRocco
住:東京都葛飾区立石4-30-13
営:平日9:30〜22:30(L.O.22:00)、日祝11:30〜22:00(L.O.21:30)、土曜11:00〜22:30(L.O.22:00)
休:水曜