すてきなアートをオフィスに飾って仕事も社会も気分よく!「art bridge -もっと身近にインクルーシブアート-」

2024年2月10日(土)19時12分 ソトコト


アート作品の貸出しを通じて多様性を尊重し支え合い、イキイキと暮らせる社会の実現を目指す「art bridge -もっと身近にインクルーシブアート-」というプロジェクトを知っていますか? 心地よい仕事環境づくりとやさしい社会づくりに、手軽に参画できるアートのサブスクです。


事業主体:公益財団法人 関西・大阪21世紀協会 リードパートナー:サラヤ株式会社 パートナー:清華堂 連携:大阪府



「art bridge」プロジェクトとは?



「art bridge」は、アートで作者と社会のつながりを広げていくプロジェクトです。障がいのある方を中心とする多様な背景を持つ作者の力あふれるアート作品を貸出し、身近に置いてもらうことで、その多様な感性に触れて理解を深めてもらうことを目指しています。貸出料の25%を作者に還元することで、障がいのある方の自立支援等にもつなげていきます。また、本プロジェクトは、アートを介して「SDGs(持続可能な開発目標)」 や「インクルーシブな社会(共生社会)」の実現をも目指して活動しています。


「art bridge」のねらい


これまで、障がい者アートは鑑賞者と作品の接点が少なく、作品は素晴らしいのに収入につながりにくいという課題を抱えていました。その課題を取り除く仕組みが「ar bridge」です。障がい者アートの複製を制作し、販売ではなくレンタルで収益を生むビジネスモデルにしています。その先に「インクルーシブな社会(共生社会)」を実現させることを目指しています。


少額ではあるものの、アーティストにとっては安定した収入が見込め、また多くの企業が借りてくれれば収入は増え、さらに人目に触れる機会も増えます。作品への関心が高まれば、より高価な本物を購買してもらえるチャンスが増えることでしょう。借りる企業にとっても、障害者のアートをレンタルして掲出することで支援の姿勢を分かりやすく表明することができ、福利厚生として従業員にアートに触れる機会を提供できます。


「art bridge」の取り組み概要


・障がいのある方を中心とする多様な背景を持つ作者のアート作品の貸出事業
・貸出事業により、アーティストや作品と利用者が繰り返し出会い、理解を深める機会を継続的に創出する
・貸出先の対象は、オフィス、店舗、病院、公共施設等(スタート時は事業所向けで、個人宅向けは対象外)
1作品あたり年間 66,000円(税込)[月額相当 5,500円(税込)]からご利用可能
・貸出利用料の一部(25%)をアーティストに還元し、社会参加・自立支援につなげる
・利用者はアート作品を身近に鑑賞ができ、豊かな社会・生活環境の創造につながる


「art bridge」参加アーティスト(2023年12月スタート時点)


穴瀬生司さん  有田京子さん
泉達也さん   桂典之さん
菊池沙耶香さん 柴田龍平さん
曽祇一晃さん  橋本良平さん
平野喜靖さん  矢形聡さん
山根由香さん


有田京子さん『てんてんおばけ』。

平野喜靖さん『無題』。

矢形聡さん『カボチャとぶどうといちぢく』。

「art bridge」は、大阪府福祉部の事業「capacious(カペイシャス)」プロジェクトの協力のもと、現代美術のアートマーケットにおいて評判を得ている、力のあるアーティスト11名でスタートしました。アーティストは、身近なモチーフを豊かな色彩構成と細密な点描画で描く有田京子さん、日常の物事に関わる数字を書き留め美しい抽象画へと昇華させる柴田龍平さん、独特のタイポグラフィを生み出す平野喜靖さん、躍動的で瑞々しい墨の作品の矢形聡さんたちです。


今後、参加アーティストは、大阪府内だけでなく関西エリアに広げて、順次追加予定です。
※capacious(カペイシャス) : 大阪府が2009年より2017年まで開催した「大阪府現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」の受賞作家をはじめ、大阪府内の障がいのある方を、アートマーケットに紹介しているプロジェクト。


「art bridge」貸出作品について




・作品サイズ(額サイズ):625x475mm
・高精細印刷による複製画:作品の魅力を伝えるクオリティを重視
・木製額:どんな場面にも合うシンプルな額(日本製)を厳選
・作品をご指定いただく[希望指定コース]と、アートコーディネーターにお任せする[おまかせコース]をご用意

ソトコト

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