名古屋メシはなぜ「ちんちん」なのか? 冷めることない熱いおもてなしに迫る

2022年2月12日(土)21時0分 Jタウンネット

[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2022年1月26日放送の「あらゆるサーチ」のコーナーで、名古屋めしのちんちんぶりが徹底検証されました。

冬こそ名古屋めしの季節!というほど、名古屋は全国屈指の「ちんちんグルメ」の宝庫です。ちなみに、「ちんちん」とは、名古屋など愛知の方言で「非常に熱い状態」を意味します。

そんなちんちんな名古屋めしの代表格が「味噌煮込みうどん」。グツグツ煮込んだその表面温度はなんと107度。山本屋本店では、「少しでも早く熱々の状態でお客様に提供したい」と、従業員は早歩きしているそうです。

続いては、「鉄板ナポリタン」。発祥の店として知られる創業65年の喫茶ユキで、鉄板ナポリタンの熱々ぶりを計ってみると、96度。先代の「ぬるくなってしまうのが許せない」という思いから鉄板を使うようになったそうです。この他にも喫茶ユキでは、コーヒーカップも熱湯で熱々にしてから、コーヒーを淹れています。

さらに、名古屋発のラーメン店「フジヤマ55」では、つけ麺のつけ汁が冷めないよう、2009年から席ごとにIHヒーターを設置するなど、名古屋めし業界の熱々にかける思いは冷めることがありません。

まとめると、名古屋めしがちんちんなのは、お客様に最後まで熱々のままおいしく食べてもらたいという名古屋流のおもてなしの心から生まれているのです。

鉄板ナポリタン以外にも、矢場とんの鉄板とんかつなど、鉄板を使った名古屋めしが多いのも納得です。

ステーキ屋さんで付いてくるペレット(※自分の好みに合わせて焼き加減調節できる鉄の塊)も名古屋に本社を置く、ステーキのあさくまが発祥なんだそうですよ。

(ライター:iwatami)

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