ラーメン凪が本気で手がける豚骨ラーメン専門店神田『ラーメン凪 BUTAO』の魅力とは?

2020年2月13日(木)10時50分 食楽web


同店で提供される4色のラーメン。「豚王」(左上)、「赤王」(右上)、「黒王」(左下)、「翠王」(右下)| 食楽web

 東京・神田に2月2日(日)、注目のラーメン店『ラーメン凪 BUTAO』がオープンしました。店名からもお察しかと思いますが、手がけるのは、都内を中心に12店舗を展開する『すごい! 煮干ラーメン凪』を経営する凪スピリッツです。

『ラーメン凪』といえば、2004年に新宿のゴールデン街で間借り営業からスタートしたラーメン店。オープン当初は豚骨ラーメンを提供していましたが、試行錯誤の末に、現在の煮干ラーメンをリリース。煮干しの味わいを極限まで抽出したラーメンは、多くのラーメンファンの心をつかんで離さない唯一無二の一杯です。

 そんな『ラーメン凪』がアジアを中心に香港、台湾などで35店舗を展開している海外ブランドが『ラーメン凪 豚王』。そして、海外で人気の豚王を逆輸入し、東京・神田に開店させたのが今回の『ラーメン凪 BUTAO』なのです。


凪スピリッツ 代表取締役 生田氏

 新店にかける思いを、凪スピリッツの代表取締役・生田氏に伺いました。
「これまで海外で展開してきた『豚王』の豚骨ラーメンは、様々な国の人に受け入れられる味を目指してきました。理想の一杯を求めてブラッシュアップを重ねる中で、誕生したのが4種類の豚骨ラーメンです。その味を日本の人にも体験してもらいたいと思ったのが始まりです」(生田氏)

 どうすれば美味しく感じてもらえるのかを考え抜き、“五感”で感じられるラーメンを目指したと語る生田氏。内装や、入店した時の香り、清潔感、店内BGMに到るまで美味しく感じられる空間づくりに力を入れ、よりラーメンを楽しめるようにと約1年の準備期間を経て、満を辞してオープンに至ったとのことです。

煮干しラーメンの名店が本気で作る豚骨ラーメンとは?


「ラーメン 豚王」830円

 同店で提供されるのは、豚骨ラーメンをベースとした4色のラーメン。各国での多くの受賞実績を誇る「豚王」、唐辛子をきかせた「赤王」、バジルとオリーブオイルがマイルドに香る「翠王」、焦がしニンニクのマー油が香ばしい「黒王」の4品です。

 スープは、約20時間炊き上げた豚骨スープ。麺は新宿だるま製麺製(自社製)のストレート細麺を採用しています。具材は、豚ロースのチャーシュー2枚に、万能ネギ、白髪ねぎ、そして中央には自家製のタレ「一撃」とシンプルな構成です。

 4種ともにベースとなるスープと麺、具材は同じで、味の違いを生むのは、仕上げにかけるオイル。赤が自家製辣油、翠(みどり)がバジル×オリーブオイル、黒が焦がしニンニクマー油といった具合に、軸を変えることなく多彩なバリエーションを楽しめるようになっています。金額は一律830円。券売機の前で悩まなくて良いのも嬉しいところです。


まるで『一蘭』を彷彿とさせる注文方法ですが、生田氏が初めて修業した店が『一蘭』だそうで、深い関わりを持っているんです

 入店後、券売機で「ラーメン」の券を買い席に着くと、店員が「OMOTENASHI SHEET」を渡してくれます。これに、色、油の量、味の濃さ、にんにく、麺の硬さ、特製の秘伝タレ「一撃」の量などを記入してオーダーします。

 スープに豚骨臭さは皆無。口内で豚骨の旨みをしっかり感じられるコク深い味わいです。仕上げ油に使われている豚ラードが、後味に刺激を与えてくれます。一方の自家製麺は、スープとの相性、啜り心地、コシの良さが絶妙です。

 東京の豚骨ラーメン業界に革命を巻き起こしそうな『凪ラーメン BUTAO』。これからの快進撃が楽しみな一店が誕生しました。

●SHOP INFO

店名:ラーメン凪 BUTAO 神田店

住:東京都千代田区鍛冶町2-13-7
TEL:03-6206-0324
営:11:00〜翌2:00、土日祝11:00〜22:00
休:なし
http://www.n-nagi.com/

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