海外に物乞い集団派遣で逮捕、ひとり当たり毎月15万円以上の収入。

2月14日(木)14時51分 ナリナリドットコム

貧しい国では物乞いを見ることは決して珍しくないが、中国では先日、海外までわざわざ物乞いを派遣して、不当な収入を得ていた人物が逮捕される事件があった。

中国紙河南法制報などによると、この中国でも珍しい事件が発覚したのは2月上旬のこと。河南省駐馬店市正陽県公安局が2月5日、主犯格である王小馬、邵天国を逮捕したことで事件の概要が明るみになった。

同公安局の発表では、王らは昨年10月、70歳前後の高齢者を中心に約40人のパスポートを不正に取得。シンガポールやタイ、マレーシアなどにそれぞれ観光名義で入国させ、現地で物乞いをさせたり、詐欺行為を働かさせたりすることで不当な収入を得ていた。

“物乞い派遣”された人々は総じて貧しい人たち。派遣団は非識字者もしくは非識字者に近い人たちばかりで構成され、中には身体的障害を抱えている人も含まれていた。派遣先の国々では、ひとり1か月に1万〜2万元(約15万〜30万円)程度の収入があったとされており、王らはその大部分を自分たちの懐に収めていたという。

中国の物乞いは、その多くが組織的・職業的なもの。中には“乞食村”と呼ばれる、村全体で物乞いを生業としている場所もあるほどだ。一方では、こうした実情を揶揄するかのように、都市部ではコスプレをして面白半分に物乞いをする若者たちも多く見かける。

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