霊に狙われた近藤真彦が豹変、ジャニー喜多川がブチ切れ… 元カメラマンが恐怖の怪異写真を初公開

2022年2月13日(日)9時0分 tocana

——数々の伝説的芸能人と交流し、知られざる姿を目撃してきたカメラマン「YAHIMONときはる」が今明かす真実!


 昭和60年2月、筆者は通訳のパトリック・ノパクン氏からの依頼で「夜のヒットスタジオ」の撮影のため新宿・河田町にあった旧フジテレビ社屋の第6スタジオに向かった。前年から同番組の撮影にたびたび呼ばれていたため慣れたものだったが、この日「マッチ」こと近藤真彦を襲った世にも不思議な心霊現象を目撃してしまったのだ。今回、トカナ読者だけに本邦初公開となる筆者撮影の写真とともに明かしたいと思う。


■メイクさんに感じた異様な雰囲気


 いつものようにフジテレビに着くと、まずは公私ともに大変お世話になっている疋田プロデューサーに挨拶を済ませ、リハーサルを撮影する準備に取り掛かる。この時、顔見知りになっていたフロアスタッフやメイクさんとも挨拶を交わしたのだが、なぜかメイクさんが別人であるかのような違和感を覚えた。


 気を取り直してリハーサル風景の撮影を始める。これはその時の1カット、信頼する疋田プロデューサーと話す近藤真彦(当時20歳)の素顔を撮った写真だ。当時CBSソニーに移籍したばかりで、5カ月ぶりとなる新曲「ヨイショ!」にかける並々ならぬ意気込みが伝わると思う。古き良き日本の、粋で鯔背(いなせ)な青年をイメージさせる元気ソングだったが、まさにこの曲を生本番で披露する近藤真彦を異変が襲ったのだ——!


■豹変した近藤真彦


 リハーサル撮影を無事に終えた筆者は、本番まで外国人歌手の楽屋と第6スタジオを往き来していたのだが、ふとスタジオの廊下で、前述のどこかよそよそしい雰囲気のメイクさんと近藤真彦が楽屋に入るところを目撃した。恐らく本番用にファンデーションを塗るのだろうと思ったが、いざ生放送が始まると、あまりにも豹変した近藤真彦の顔を見て凍りついた。


 モノクロ撮影だったこの写真でも、近藤真彦のイメージとはかけ離れたメイクを施されていることがわかるはずだ。するとその直後、副調整室にいた疋田プロデューサーのところに生放送を見ていたジャニー喜田川氏から電話がかかってきた。「すぐにマッチに化粧を落とすよう伝えろ」という内容だったらしく、それを聞いたフロアスタッフが慌ただしくカンペを掲げ、司会の井上順さんと芳村真理さんに伝えた。お二方の絶妙なトークに助けられ、すぐさま近藤真彦はスタジオから抜けてメイクを落とすことができたのだった。引っ張り出される近藤真彦が、なんとなく「心ここにあらず」といった表情だったことを今でも思い出す。


 メイク室から戻ってきた近藤真彦は、まるで我に返ったような、先程とはまったく異なる表情をしていた。その後ろについてきたメイクさんも、よそよそしさが消えている。自分がミスを犯したことなどまったく覚えていないように清々した表情だ。そして筆者と目が合うと、


「お疲れさまです、いらしてたんですね」


と笑顔で挨拶してきたのだ。そう、数時間前に間違いなく挨拶を交わしていたにもかかわらず——!


■霊能者が視た真実


 元来霊感が強いとはいえ恐怖を覚えた筆者は、慌てて知り合いの霊能者に電話をかけて何が起きているのか見解を求めた。そして返ってきた答えは、次のようなものだ。



「市ヶ谷監獄(明治8年〜昭和12年に存在した巨大刑務所)で処刑された人の中には女性が多くいる。まだ成仏できない彼女らが、そこから徒歩5分のフジテレビで歌う鯔背な近藤さんに目をつけたのだろう。そして『近藤さんに自分好みの化粧をしたい』とメイクさんに憑依するとともに、近藤さん本人までマインドコントロールしてしまったようだ。この女性霊は移り気のようで、今のところ近藤さんへの執着はないようですから心配ありません」


 本番終了後はパトリック氏のクルマで自宅まで送っていただいたが、その途中、自動車電話(当時の自動車に備え付けられていた電話機)にもジャニー喜多川氏から「マッチは何かに憑依されてたのかね?」と電話がかかってきていた。ジャニー喜多川氏と親しかったパトリック氏は、うまく相手をなだめていたようだ。いずれにしても、それほど危険な霊ではなかったことにひとまず胸を撫で下ろした筆者であった。

tocana

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