平野歩夢が育ったスキー場に聞く「どんな子供だった?」

2018年2月15日(木)18時0分 Jタウンネット

平昌(ピョンチャン)オリンピック6日目の2018年2月14日、スノーボード男子ハーフパイプ平野歩夢選手(19)が銀メダルを獲得した。


中学生だった前回ソチオリンピックに引き続き、2大会連続の銀メダル。


幼少期から才能の片鱗は見られたのか。Jタウンネット編集部は翌15日、平野選手が4歳の頃から練習していたという横根スキー場(山形県小国町)でスキー場整備を行う高橋恒行さん(66)に話を聞いた。


今でも訪れる横根スキー場 「ここはホームタウンで落ち着く」


高橋さんは平野選手を直接指導したことはないが、平野選手が練習していたハーフパイプ場の整備をしていたという。


新潟県村上市出身の平野選手は、4歳の頃から1月中旬から3月中旬にかけて毎日、父と兄の3人で同スキー場を訪れ練習していたという。


父親が「練習場所として適している」と周囲から紹介され、通うようになった。


現在でも、日本に帰国すると同スキー場を訪れるそうだ。その理由について「ここはホームタウンだから落ち着く」と話しているという。


通い始めた当時の平野選手について、「才能は(当時は)そこまで感じられなかった」と話す一方で、「ゆっくりだったけど、難なく横滑りできていた」と述べた。


だが、小学4年生の頃から全日本大会などで優勝が続くと「この子はオリンピックに行くだろうな」と思い始めていたという。


当時、ハーフパイプ場で練習する子供は少なく、大半が大人だった中、兄と混じって滑っていた。


熱心に練習に励み、滑り終えてはまたスタート地点まで上る、ということを繰り返し、高橋さんから見て徐々に成長を感じられたという。


今回のメダル獲得については、「(声をかけるとすれば)おめでとう、なんだろうけど本人は金メダル獲得は確実だと思っていただけに悔しがっているだろう。2大会連続でメダル獲得だから『すごいなぁ』と声をかけようかと考えている」と話した。

Jタウンネット

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