赤いのになぜ「金魚」と言うの?

2020年2月15日(土)6時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年2月3日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、金魚はなぜ名前に「金」がつくのかについて調べていました。


赤い魚が多いのになぜ「金」なのでしょうか。言われてみれば不思議です。ちなみに、英語でも「ゴールドフィッシュ」と呼ばれています。


昔からラテン語でも「金」


能美市の手取フィッシュランドには、たくさんの金魚が売られています。


赤い金魚が多く、中には品種改良で生まれた黄色の金魚もいました。


もともとの金魚の先祖は、中国のフナが突然変異したものだそうで、それが室町時代日本に伝来してきました。


当時は貴族たちに人気で今の金額にすると50〜100万円ほど。金と同じくらい高価だったのです。


そして、金魚は中国語で「金余(ちんゆい)」と言い、金運アップの縁起物なのだそうです。


七尾市にある古澤養魚場では、色々な種類の金魚を養殖しています。天然記念物に指定された金魚などもいます。


養魚場の方のお話では、金魚は生まれたときは黒色、そこから退色して赤色に変化していくそうです。その変化はまさに神秘的で、どんな色になるかわからない、だからこそ面白いのだそうです。


そして、金魚は光に当たると金色に輝くのだそうです。「トサキン」という品種の金魚などはとくにおなかが金色に輝いています。


さらに金魚の学名は、1758年にある生物学者のカール・フォン・リンネが命名したのですが、ラテン語で「金のフナ」という意味です。


200年以上前から「金」という名前が付いていたのは、やはり金色に光って見えたからでしょうね。


(ライター:りえ160)

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