【大学受験2023】東大、第1段階選抜と推薦入試の合格発表
2023年2月15日(水)10時15分 リセマム
東京大学は、入学志願者が各科類の募集人員に対する予定倍率に達した場合、大学入学共通テストの成績により第1段階選抜を行い、その合格者に対して第2次学力試験を行う。
出願締切期限の2月3日午後5時現在の2次試験出願状況によると、各科類の志願倍率は、文科一類3.06倍(第1段階選抜倍率約3.0倍)、文科二類3.08倍(同約3.0倍)、文科三類3.01倍(同約3.0倍)、理科一類2.55倍(同約2.5倍)、理科二類4.30倍(同約3.5倍)、理科三類4.24倍(同約3.0倍)。
各科類の第1段階選抜合格者数は、文科一類が1,203人、文科二類が1,059人、文科三類が1,414人、理科一類が2,770人、理科二類が1,866人、理科三類が291人。合格者の最低点は、文科一類が479点、文科二類が454点、文科三類が189点、理科一類が543点、理科二類が711点、理科三類が640点だった。第1段階選抜合格者の受験番号は、2月14日午後3時ごろから2月20日正午まで東京大学のWebサイトに掲載されている。
東京大学では本年度よりネット出願システムを導入したことにより、「東京大学第2次学力試験受験票(前期日程)」と「受験者心得(前期日程)」などの郵送を廃止。受験者は「令和5年度東京大学入学者募集要項(前期日程)」にも記載されている通り、PDFファイルをダウンロードし各自が印刷する。前期日程第2次学力試験は2月25日と26日、27日(27日は理科三類のみ)、合格発表は3月10日に実施する。
一方、推薦入試は10学部100人程度の募集人員に対し、253人が志願。第1次選考で180人が合格し、2月14日の最終合格者発表で88人が合格した。学部別の合格者数は、法学部8人、経済学部7人、文学部8人、教育学部4人、教養学部4人、工学部34人、理学部8人、農学部8人、薬学部2人、医学部医学科4人、医学部健康総合科学科1人。推薦入試合格者の受験番号は、2月14日正午から2月20日まで東京大学のWebサイトに掲載されている。