「親指シフト」キーボードが発掘され、ネット民懐古

2月15日(木)11時58分 STANDBY


「親指シフト」。1979年に、富士通が考案したキーボード配列規格だが、現在ではほとんどの人が「ローマ字入力」を使っている。2015年の角川アスキー総研による調査では、「親指シフト」を使う人はわずか1.3%だったという。

そんななか、とあるTwitterアカウントに「祖母の家の叔父元書斎すご」「宝の山っぽい」というツイートとともに様々な写真がアップされ、そのなかに「親指シフト」のキーボードが含まれていたため、話題になっている。

投稿者本人も「打てる気がしない」とつぶやいているが、Twitterでは

“何を入力するのに特化したキーボードなんだろう。何を基準に考えた配列なんだろう。よく使う文字が固まってるとか?(そうは思えないが)”
“珍しいキーボードの並びやね”
“ワープロ…でしょうか…?”

と、親指シフトを知らない層から謎扱いされている一方で、

“若者は親指シフト知らんのか…^^;”
“親指シフトなつかしいなー。今のひとは存在すら知らないんだろうな”
“親指シフト…一回マスターしたんだけどもう…忘れちゃったな…”

と懐かしむ声も多く見受けられた。

また、

“慣れるとローマ字よりはるかに速いんやで!”
“一度これで慣れてしまった人にとっては他のキーボードで代用が効かなくなるほどに便利なものらしいですね”
“親指シフトを普及させられなかったのが富士通の最大の失敗だと思っている(半ば本気)”

とその有用性を語る人も多い。時を同じくして、

“親指シフトの生みの親、神田泰典さんが亡くなったという情報がFacebookの親指シフトグループに投稿されてた”

と開発者の訃報に接したという情報もあり、

“親指シフトの生みの親である元富士通の神田泰典氏が亡くなったという。「という」と伝聞めいて書いてるのは親指シフター界隈でしか情報が流れていないから。これほどの偉人でもニュースにならないところが、今の親指シフトが置かれた状況を示しているなあ”

と、かつては一世を風靡した親指シフトの現状を嘆く声も。

とはいえ、直木賞作家の姫野カオルコや経済評論家の勝間和代など、現在でも愛好者は少なくない。独自の文化は、今後も続いていくのだろう。
(飛鳥 進)

■関連リンク
ばんくし(@vaaaaanquish)さんのTwitterアカウント
https://twitter.com/vaaaaanquish/status/962265277944573953

キーボードを同時打鍵も含めてカスタマイズする「かえうち」をためしてみた
http://ascii.jp/elem/000/001/607/1607447/

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