不規則に瞬く「脈動オーロラ」、仕組みを解明

2月15日(木)14時39分 読売新聞

 神秘的に輝くオーロラが不規則に瞬く仕組みを、2016年に打ち上げられた探査衛星「あらせ」による観測で解明したと、東京大などの研究チームが発表した。

 英科学誌ネイチャー電子版に15日、論文が掲載された。

 オーロラは、宇宙から降り注ぐ電子が大気の酸素や窒素と衝突することで、大気が光って見える現象。なかでもカーテン状の光の後に現れるオーロラは、不規則に明滅し、「脈動オーロラ」と呼ばれるが、なぜそうなるのか詳しい仕組みはわかっていなかった。

 東大の笠原さとし准教授らのチームは、地球上空約3万キロ・メートルを飛行するあらせと地上のカメラを使って、オーロラの発生源となる電子の動きやオーロラの様子を観測した。その結果、北極と南極を結ぶように地球を囲んでいる磁力線上で「コーラス波動」と呼ばれる不定期な電波が発生すると、磁力線に沿って電子が大気に到達しやすくなることが判明。波動の強弱によって降り注ぐ電子の量が変わるため、オーロラが瞬くことが分かった。

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