明太子がそのまま「ふりかけ」に...! 最強のごはんのお供が、福岡で生まれてしまった

2019年2月16日(土)12時0分 Jタウンネット

子供向けから大人向けまで、様々なバリエーションがある「ふりかけ」。今回、読者の皆さんに紹介したいのは、ホンモノのたらこをそのまま使った本格的すぎる明太子ふりかけだ。


この斬新とも言えるふりかけを世に放ったのは、1893年創業の醤油蔵を原点にする総合食品メーカー「久原本家」(福岡県糟屋郡)だ。辛子明太子などを取り扱うブランド「椒房庵(しょぼうあん)」から発売されている。


「めんたいこをそのまま使った」というこの逸品。実際にパッケージ裏の原材料名を確認してみると——。


確かに「すけとうだらの卵」「焼きあご」の文字が。いくら何でも贅沢過ぎではないか。


2019年1月15日に発売。価格は756円(税込)で、小分けになったふりかけが10袋入っている。賞味期限も180日と日持ちが良いのも特徴だ。椒房庵の店舗か通販で手に入れることができる。


「うまくち」と「からくち」の2種類で展開されているが、どちらもご飯と相性が良さそうだ。


今回、Jタウンネット編集部は実物を入手。実際に味わってみた。


ご飯にかけると小さな粒がサラサラと落ちてくる。ふりかけなのに明太子の華やかで少しとげがある香りが漂ってくる。


この時点で本物と間違えてしまいそうだが、味が違っていては意味がない。少し警戒しながらうまくちを食べた。


柔らかく広がる辛みと旨味。2つの快感が口の中を撫でていく。明太子特有の粒の食感以外は本物とほぼ同じ。日本の恵みであるご飯と合致した海の宝は、食べた者の満足へと生まれ変わる。


明太子ふりかけは珍しくないが、ここまで本物に近いものがあっただろうか。


続いてからくちも食べてみる。こちらは口の中が引き締まるような辛さで身体が温まる。じっくり柔らかく広がるうまくちと異なり、ルースターズのビートのように身体を駆け抜けていく。刺激が何よりのアクセントになり、うまくちでパンチが足りないと感じる人はこちらが合うだろう。


筆者以外の人にもこの味を試してもらった。まずはこのふりかけを差し入れてくれた営業課のTさんだ。うまくちから口に入れて、


「うまくちでも辛いね」



とコメント。また、「口の中に入れたら明太子を食べてるようなもの」と笑顔を見せていた。


続いてはJタウンネット編集部の頭脳ことO記者。辛いものが苦手とのことでうまくちから口に運んだ。


「刺激がすっと消える感じ」



辛いものが苦手な人でも大丈夫なようだ。からくちもトライして「若干刺激が強い」と話した。全く食べられないわけではないようだ。


ベテランのM記者はからくちを試食し、その味の出来に唸った。


「ん〜 辛いけどうまい」



食べやすさではうまくちに軍配があがったようだが「お茶漬けにしたい。両方美味しい」と絶賛した。


最後はS編集長にもお願いし、からくちを食べてもらった。


「辛子明太子に味が近いだけにザラザラとした食感が斬新」



ここにきて食感の指摘があった。「酒のアテにもなりそう」と晩酌用なのかうまくちを未開封でお持ち帰り。クールな編集長も魅了したようだ。


老舗が生んだ新感覚ふりかけは編集部では高評価。福岡県に行った際のお土産としてこれが渡されたら——そのセンスに惚れてしまうかもしれない。

Jタウンネット

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