コロナの影響で余った「給食用のパン」を格安販売 福岡市の取り組みに反響
2022年2月16日(水)22時0分 Jタウンネット
[福岡放送-めんたいワイド]2022年1月31日に放送された番組で、余った給食の廃棄を減らすユニークな取り組みについて取り上げていました。
新型コロナウイルスの影響で学級閉鎖が相次ぎ、給食の食材の廃棄が出ているとのこと。小学校は3日前まで、中学校は5日前までに給食の食材発注が確定するのですが、学級閉鎖は前日の夕方に決まることが多く。キャンセルが間に合わないそうなんです。
そこで、福岡市の早良区役所で行われたのが、新型コロナウイルスの影響で余ってしまった学校給食用のパンの販売会。
福岡市教育委員会によると先週金曜日時点で福岡市内の225校のうち、8割近くの176校で学級閉鎖が相次いだため、給食として食べられなかったパンを無駄にしないようにと企画されたそうです。
この日は米粉パンやライ麦パンなど3種類5個入りのセットが100円で販売され、格安ということもありおよそ3000人分のパンが2時間半で売り切れたとのことです。
番組スタッフが購入した方に話を聞いたところ
「とてもいいと思う。飲食業やってるからなおさら気持ちがよく分かるし余ってももったいない」
「いきなり学級閉鎖になるご時世になっているので、こういう食べられるものを誰かが代わりに食べて処分しなくて済むのは良い取り組みと思う」
と話されていました。
フードロスを減らす、いい取り組みですね。
(ライター:A.K)