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金縛りに苦しむアーティストが自身の経験を具現化したフォトアート

カラパイア2月16日(木)22時30分
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 米ニューヨークを拠点に写真家として創作活動を続けるニコラス・ブルーノは、自身の慢性的な睡眠麻痺、いわゆる金縛りの体験をもとに非現実的な世界を表現している。

 15歳のころから睡眠麻痺を患い始めた彼は、眠ることが怖くなったことから不眠症とうつを併発し、苦しんできたが、その体験を絵にすることを高校の先生にすすめられたことで症状が軽減したという。

 それをきっかけに彼は写真に目覚め、自身が目の当たりにする異様な恐怖体験を画像にし、睡眠麻痺という病を広く知ってもらえるような作品作りに取り組んでいる。
【睡眠麻痺に苦しんだ経験から写真家に】


 22歳の写真家のニコラスが患っている病は、急速眼球運動を伴う睡眠、いわゆるレム睡眠中に起こる奇妙で恐ろしい現象だ。


 この体験はブルーノにとっては悪夢でしかない。恐怖で目を開けても、体は動かない。そして体の芯が凍り付くような幻覚を目の当たりにするのだ。

 彼は、この病は経験者でなければ理解できないものだと考えている。得体のしれない影に首を絞められて目が覚めたり、ベッドの上に浮かんで漂う妙な何かを目撃したことがない人々にとって、ブルーノの体験は想像し難いものなのだ。


 この病を患う人の中には、部屋に邪悪な存在を感じたり、胸に目に見えない力がのしかかって呼吸困難に陥ったと言う人もいるという。


 ブルーノの睡眠麻痺は、15歳のときに始まった。それはほぼ決まって夜に起きるため、寝ることが不安になり、最終的に不眠とうつ病まで患うようになった。

 しかし幸いにも、彼の高校の先生が治療法の一つとして勧めてくれた"幻覚を描く" 方法にある程度の効果がみられたため、ブルーノはその概念を探るために写真を撮るようになった。


 以来、ブルーノは常に写真に没頭し、奇しくも自身の睡眠麻痺の経験と創造力が彼の道を切り開くことなった。そして無限の可能性がある写真の世界に魅せられ、スキルを伸ばすことに専念した。

 彼が取り組んでいるシリーズ作品には、ガスマスクや浴槽といった小道具が登場する。それらは睡眠麻痺にさいなまれている人々にはなじみ深い、不気味さと超現実的な世界の狭間を表すものだという。





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 現在彼の作品はInstagramなどを通して多くの人々を触発し、彼らの体験をオープンに話すきっかけとなり、同じような幻を見た人々だけでなく、作品の意味がわからないという人々も含め、多くの反響を得ている。

 ブルーノは睡眠麻痺という病名を広めることが自分のささやかな使命だと考えているのだ。

ブルーノの作品を紹介する動画
Surreal Photography By Nicolas Bruno Inspired By His Nightmares

彼の他の作品は公式サイトでも公開されている。


via:lostateminor・translated D/ edited by parumo

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