ご存じですか?冬になると発症が増える「ウインターブルー」

2024年2月17日(土)18時0分 ココカラネクスト

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]

 「季節性うつ病」は秋から冬にかけて発症が増えると言われています。

それは寒い時期は日照時間が短くなるために、セロトニンが不足することが原因だと言われています。

「落ち込むことが多くなった」「憂鬱な気分がする」「体もだるいし疲れやすくなった」

最近そんな気持ちになっていませんか?

秋から冬にかけての季節性うつ病は「ウィンターブルー」とも呼ばれます。

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季節性うつ病の主な症状とは

・気分が落ち込むことが多い

・以前ならこなせた仕事をうまく処理できない

・ぐったりとして疲れやすい、体を動かすのがおっくうになる

・ 今まで楽しんできたことを楽しめない

・集中する力が明らかに落ちている

・ふだんより睡眠時間が長くなったり、朝起きられなくなる

・食欲がない、または過食気味

季節性うつ病を緩和するための方法

・栄養バランスの良い食事をする
セロトニンが不足すると、脳の働きに不調が起こると言われています。
食事でセロトニンの生成に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素を十分に摂取することが大切です。
肉、魚、大豆などのタンパク質にはセロトニンの生成に必要な必須アミノ酸のひとつである「トリプトファン」が含まれているので、積極的に摂取しましょう。

・ウォーキングなどの運動をする
寒いとあまり動きたくないかもしれませんが、運動をすることで心身にもたらされる効果は大きいです。
運動によって、気持ちをコントロールする神経伝達物質のひとつ「ドーパミン」が分泌され、気分を明るくする効果が得られると言われています。

・時には誰かに頼ってみる
悩みは一人だけで解決しようとせず、その気持ちを誰かに話してみるようにしましょう。
話すことだけでも、意外と楽になれるものです。

・自宅・仕事場を明るくする
季節性うつ病の改善に必要なのは、自然の光により多く当たることですが、自宅や仕事場の照明を明るいものに取り替えるのも効果的だと言われています。
また、休憩時間などはなるべく外に出かけるように心がけることで、日光に当たることができます。

・「やることリスト」を作り整理する
やるべきことが整理されていないと、つい頭が混乱してしまいます。
いつまでに何をするかを明確にしましょう。

ストレスなどによるうつ症状は、一見こころの問題だけのように感じますが、実はこのとき、身体のほうにもそれに伴いさまざまな変化が生じています。

怖いと感じると、顔が真っ青になり、怒ると顔が真っ赤になり、緊張すると心臓がドキドキしますが、これも感情の変化に伴う身体の反応の結果だと言えるでしょう。

感情をうまくコントロールすることは、健康な生活を維持するためには欠かせませんし、逆に、身体が健康でなければ心のコントロールは出来にくくなってしまいます。

日頃からご自身の身体を気遣うことが健康への第一歩です。

自分を守る為にも、家族を守る為にも、健康であるうちに検査をしてこれからなり得る病気を予防していきましょう。

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

ココカラネクスト

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