【高校受験2021】兵庫県公立高、推薦入試・多部制I期の受検倍率…神戸(総合理学)1.83倍
2021年2月17日(水)20時15分 リセマム
2021年度兵庫県公立高等学校入学者選抜における推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜は、2月5日に出願を締め切り、2月16日(一部の学校は17日も)に適性検査や面接などを実施した。
推薦入学(専門学科・コース・単位制・連携型入学者選抜)は94校165学科・コース等で実施され、推薦定員7,480人に対して9,179人が出願。検査初日の2月16日午前10時現在の受検状況は、推薦入学全体で10人が欠席し、受検者数は9,169人、受検倍率は1.23倍。
専門学科でもっとも受検倍率が高かったのは農業(動物科学)3.25倍で、香住(海洋科学)2.45倍、龍野北(総合デザイン)2.30倍、加古川東(理数)1.93倍、兵庫工業(デザイン)1.90倍が続いた。このほか、神戸(総合理学)1.83倍、宝塚北(グローバルサイエンス)1.13倍、姫路西(国際理学)1.63倍など。コースの受検倍率は、市立西宮東(自然科学系コース)1.93倍、市立西宮東(総合人間系コース)1.35倍、姫路飾西(自然科学系コース)1.30倍の順に高かった。
特色選抜は58校58学科で実施。選抜定員1,634人に対して2,004人が志願。2月16日午前10時現在の受検状況は、特色選抜全体で4人が欠席し、受検者数は2,000人、受検倍率は1.22倍。
特色選抜で受検倍率が高かったのは、尼崎北(普通)2.20倍、市立尼崎(普通)2.14倍、松陽(普通)1.92倍、夢野台(普通)1.92倍、明石西(普通)1.88倍。このほか、星陵(普通)1.08倍、市立西宮(普通)1.20倍など。
多部制I期試験は、2月5日に出願を締め切り、2月16日に入試(面接および作文)を実施した。実施校4校のI期定員592人に対して549人が志願。2月16日午前10時現在の受検状況は、I期試験全体で4人が欠席し、受検者数は545人、受検倍率は0.92倍。
各学校の受検倍率は、西宮香風が普通1部1.19倍、普通2部1.56倍、普通3部0.49倍、阪神昆陽が普通1部1.46倍、普通2部1.40倍、普通3部0.20倍、西脇北が普通1部1.46倍、普通2部0.79倍、普通3部0.21倍、飾磨工業が基礎工学1部1.33倍、基礎工学2部1.04倍、基礎工学3部0.82倍。
推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜、多部制I期試験の合格者発表は2月21日。今後の日程について、一般入試の出願は2月24日から26日、志願変更は3月1日から3日に受け付ける。3月12日に学力検査、3月13日に総合学科の実技検査を行い、3月19日に合格者を発表する。