火星に「宇宙人の村」が存在? NASA探査機が奇妙な“巣穴”を発見

2023年2月16日(木)14時0分 tocana

 現在、2020年7月に打ち上げられた、アメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機パーサヴィアランス(愛称:パーシー)が「火星に存在した生命の痕跡」を探索するミッションを火星地表上で行っているが、以前から「火星にはわれわれがまだ見つけていないだけで、何らかの生命体が棲息しているのではないか」という説が存在する。その生命体は微生物から節足動物、時には宇宙人(火星人?)までさまざま。火星探査機の撮っていた画像に生物らしき姿が写り込んでいると話題になることも。実際にパーサヴィアランスの科学目標の1つに「生息可能性の探索」が掲げられており、NASAも火星の生物探査に躍起になっている。


 そんな中、「火星の地表に巣穴らしきものがある」と海外のUFO研究家が主張して注目を集めている。こちらの画像はパーサヴィアランスの先行機であるNASAの火星探査機キュリオシティが、2015年に撮影した画像なのだが、よく見ると岩に洞穴が口を開けているように見える。この「洞穴のある岩」が2つ、近い距離にある様子はまるで巣穴のようだ。


 問題の「巣穴」を発見したのは海外のUFO研究家スコット・ウェアリング氏。彼はかねてより探査機が撮影して地球に送ってきた膨大な量の画像を検索し、幾つもの「異星人の痕跡」を見つけ出している人物だ。彼によると、2つの洞穴のうち大きいほうでも「高さ約43センチ、幅約35センチ」しかないとのこと。そこで、彼は「非常に小柄な宇宙人が火星の地下に隠れ潜んでいた証拠」ではないかと推測しているようだ。開口部が複数確認できる事から、ウェアリング氏は「この地域にはかつて小さな村があったようだ」と推測している。


 火星探査が進むにつれて、科学的にも火星には生命が存在する、もしくはかつて存在した可能性が高いことがわかってきている。たとえば、生命誕生の不可欠要素である液体の水が火星にもあることが判明しており、また地底湖が存在し、そこに生命がいる可能性も指摘されている。


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 また、実は40年以上も前に火星の生命体が発見されていたともいわれている。1970年代に行われたNASAのバイキング計画では、火星表面に着陸した2台の火星探査機に、生命の痕跡を探すための実験装置が組み込まれていた。実験は4種類あり、いずれも呼吸や代謝などで発生する生物由来の化学物質を検出しようという試みであった。そして、同プロジェクトをデザインした当時のNASA主任調査官ギルバート・レヴィン氏は、火星に生命がいる証拠をこの時に発見したと主張している。


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 とはいえ、今回の発見に関しては、当然ながら「単に風化した岩にすぎない」「光の加減で穴に見えているだけではないか」という懐疑的な意見も寄せられている。果たして、火星の地表にある謎の洞穴(?)は何なのか。皆さんも画像を見てみてはいかがだろうか。


参考:「Coast to Coast AM」「UFO Sightings Daily」ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



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