SDGsを学ぶ!「ハンサムゼミ」第2回

2021年2月19日(金)12時0分 BIGLOBE Style

「BIGLOBE Style」では、社内外のSDGs事例や新しい取り組みについても掲載しています。SDGsをテーマにした新番組「ハンサムゼミ」。同番組とBIGLOBE Styleがコラボレーションし、SDGsをわかりやすく身近なものとしてご紹介していきます。今回は第2回目です!

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■SDGsを楽しく学ぶバラエティ番組「ハンサムゼミ」

SDGsと聞いて、興味があるけれど、何から調べたらいいかわからない。
調べてみたはいいけれど、結局難しくてわからなかった……。
BIGLOBE Style読者のみなさんの中に、SDGsにせっかく興味を持ったのに、立ち止まってしまった人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

株式会社アミューズとコラボレーションし、そんなあなたに見てほしい、SDGsをテーマにした番組を連載形式で紹介します。

番組タイトルは「ハンサムゼミ」。アミューズ所属の若手俳優で構成される「チーム・ハンサム!」が“今やるべきこと”をテーマに、様々な世界をのぞき見し、聞いて、学び、“真のハンサム”を目指す体当たりバラエティです。第2回は、2月22日(月)深夜0時59分からの放送を予定しています。

番組詳細と、出演メンバーからの独占コメントをお届けします。


(第1回に引き続き、第2回放送に参加したチーム・ハンサム!のメンバー。上段左から、兵頭、富田、溝口、太田、石賀。下段左から、福崎、細田、渡邊、藤原、小関。)

■第1回の放送「自然の恵みとサバイバル術を学ぶ」をおさらい
1月25日に放送された第1回のテーマは「自然の恵みとサバイバル術を学ぶ」。キャンプ場を訪れたハンサムメンバーは、自分たちの手で“薪集め”、“薪づくり”、“火起こし”をできるようになるために、さまざまなサバイバル術を学びました。

薪集めをするために森に入ったメンバーが、木々の様子を観察する中で知ったのは「間伐材」の存在。
「間伐」とは、森林に密集した木を適度に間引く作業のことです。陽の差し込む量を調節したり、木の密集を防いで森全体に十分な栄養をいきわたらせたりする目的を持っているのです。
そして、間伐によって間引かれた木材を「間伐材」といいます。
間伐材は割りばしやトレーとして加工されたり、紙パルプの原料の一部として封筒、はがき、名刺などに生まれ変わったりしてきました。

「木を伐採すると環境に悪い」「割りばしは木をムダにしてしまうから使わないようにしよう」という意見を聞くこともしばしばありますが、行き過ぎた伐採や資源の無駄遣いが問題である一方で、「木が利用されないこと」が森の健全な育成を妨げている場合もあるのです。
木々を間伐することで表土にまで陽が当たり、下草などの植物が生い茂ります。すると、それらの根によって土の流出が抑えられ、水を多く蓄えられる土壌が出来上がるのです。このように木々の助けによって形成され、雨水を貯めこみ、ゆっくりと川に流すことを期待された森を「緑のダム」といいます。
健全な森の育成には人の手を入れることが必要であり、整備された森が緑のダムとして機能することで、災害を防いでくれるのでした。

(出典:農林水産省・林野庁HP https://www.rinya.maff.go.jp/j/kanbatu/suisin/kanbatu.html

■第2回放送は、「食べる」について考える
第1回放送では森や木々について学び、火起こしを体験したハンサムメンバーたち。
第2回放送では、火を使って「食べる」工程に入ります。

「食べる」という行為は、日本では普段当たり前に行われていることですが、世界の中には一日分の食事すら確保できない国が未だに多くあります。SDGsの17の目標の1つにも、2030年までに「飢餓をゼロに」することが明示されており、 日本を含む多くの国が、誰もが十分に食べられる世界の実現を約束しています。
その約束を叶えるために、私たちは具体的にどのような対策をとるのが良いのでしょうか?

世界の状況を見てみると、経済成長・農業生産の拡大によって、過去20年の間に栄養不足の人の割合はほぼ半減したということ。しかし、主に環境破壊や干ばつ、そしてその影響で生物の多様性が失われた結果として、2014年時点でも約8億の人々が慢性的な栄養不足に陥っているとみられています。

(出典:国連開発計画「持続可能な開発目標 目標2:飢餓をゼロに」
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sustainable-development-goals/goal-2-zero-hunger.html)

その一方で、食品ロスが大きな問題になっています。

日本の食品廃棄物は年間2,759万トンですが、そのうち食品ロスは643万トン、約4分の1がまだ食べられるのに捨てられてしまっているのです。
廃棄と聞くと、ついコンビニや飲食店から出ていると考えがちですが、食品ロスの約半分は家庭から出ているとのこと。私たちが何の気なしに捨ててしまった食べ物が、世界の大きな問題に繋がっているのです。

(出典:消費者庁消費者推進課 食品ロス削減関係参考資料(令和2年3月31日版)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/efforts/pdf/efforts_200331_0001.pdf )

番組内では、メンバーたちが家で余ったものを持ち寄って料理をすることになりました。
チーズやスパイス、りんごなど、持ち寄った食材でメンバーたちが作ったものとは……?
キャンプ場で飼育しているニワトリと対峙し、「命をいただく」ことの意味を学んだメンバーの様子にも注目です。

■「ハンサムゼミ」詳細&メンバーからのコメント
第1回放送の「自然の恵みとサバイバル術を学ぶ」につづき、第2回放送もさまざまなテーマに注目する「ハンサムゼミ」。
メンバーの藤原大祐さん、溝口琢矢さんは番組に対してこのような思いを寄せています。

  • 藤原大祐さん

    今回の授業の中でインストラクターの伊藤さんが「サバイバルは1人では達成できない。仲間がいるから乗り越えられる」とおっしゃったのが記憶に残っています。ストレートに受け取ると自然の世界における「サバイバル」と捉えることができますが、僕たちの普段の生活もある意味「サバイバル」であると捉えることも出来ると思います。自分の利益を求めて常に1人で突っ走った結果、全てを失った、という作品が世の中に沢山あるように、仲間を大切に生きていくことが人生を楽しく過ごす秘訣なのだなと、伊藤さんの言葉を通して改めて感じることができました。
    『SDGs』と聞くと凄く堅くて、取り組むことが大変なもののように聞こえてしまいますが、今の僕たちの生活の全てを一気にSDGsを意識した生活に変える必要はないと僕は思っていて、1人1人が自分の生活の中の身近なことから意識していけば、問題は改善されていくと思います。僕でいうと、最近はエコバッグを使ったり、竹から作られたアンダーウェアを履いたりしています(笑)
    いきなりSDGsに取り組むことが難しい方もいらっしゃると思うので、是非アンダーウェアから、変えていきましょう!

  • 溝口琢矢さん

    授業を通して「仲間」の心強さを体感しました。寒さもだんだんと厳しくなっていき、もし一人だったら精神的にも体力的にも早々に諦めていたと思います。仲間の支えと、指導してくださった伊藤先生の力で最後まで楽しく学ぶことができました。
    お恥ずかしながらこの番組で初めてSDGsという言葉を知り、興味を持ちました。聞きなれない、馴染みのない言葉だったのでもっと難しい話だと思ってしまっていましたが、良い意味で想像を裏切られました。自分の意識によって変化をもたらせることがたくさんありますので、しっかりと学んでいきながら、積極的に広めたいと思っています。
    チーム・ハンサム!はいろいろなことにチャレンジしていきます。皆さんに興味を持っていただけるように、試行錯誤しながら進んでいきます!さらにメンバーは各々俳優として活動しておりますので、そちらもぜひご注目ください!よろしくお願い致します。

「ハンサムゼミ」第2回放送は2月22日深夜24時59分から。MBSで放送(※関西ローカル 他、TVerでも視聴できます)。また、「ひかりTV」では番組本編では見せていない、メンバーたちの素顔満載のスピンオフ企画も配信予定です。


<番組概要>
タイトル:ハンサムゼミ
参加メンバー:石賀和輝、太田将煕、甲斐翔真、小関裕太、鈴木仁、富田健太郎、新原泰佑、兵頭功海、福崎那由他、藤原大祐、細田佳央太、松岡広大、溝口琢矢、渡邊圭祐(※五十音順、敬称略)

第2回放送:2月22日(月)深夜24時59分〜

放送局:MBS(関西ローカル)
制作会社:テレビマンユニオン
製作・著作:MBS

<配信>
見逃し配信:MBS放送後、TVer、MBS動画イズム、GYAO!にて見逃し配信
見放題独占配信:ひかりTV・大阪チャンネル
※【ひかりTV】独占、スピンオフ番組も配信!
【本編】毎月第4月曜日 深夜1時30分〜
【スピンオフ】毎月第2月曜日
【番組公式HP】
https://www.mbs.jp/handsome/

【番組公式SNS】
番組公式Twitter:@handsome_zemi
番組公式Instagram:handsome_zemi

(文:森ゆり、編集:中山明子)

<BIGLOBE社員の編集後記>

「1人1人が自分の生活の中の身近なことから意識していけば、問題は改善されていくと思います」。「自分の意識によって変化をもたらせることがたくさんあります」。SDGsについて、実際にチーム・ハンサム!のメンバーが学び感じたことが、放送をきっかけに多くの人に広まると、世界は変わりますね。
第2回放送は「食べる」について考える。食品ロスの約半分は家庭から出ているとのこと、その割合の高さに驚きました。新型コロナウイルス感染拡大により、家庭で食事をする機会が増えたのではないでしょうか。少しだけ立ち止まって日々の生活を見直し、工夫できることから取り組んでいきたいと思います。

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