「新潟市にあまり雪降らない」のは、佐渡島があるからなのか

2018年2月19日(月)22時0分 Jタウンネット

先日、Jタウンネットが「『新潟市はあまり雪が降らない』と言われるのはなぜ? 理由を聞いてみた」(2018年2月14日配信)と伝えたところ、読者から「新潟市にあまり雪が降らないのは、佐渡島があるからではないか」という指摘を複数いただいた。


佐渡島は新潟市の西側に位置し、フェリーで2時間半(両津港まで)で行ける距離にある。


「風向きによってはあり得る」


記事配信後、ツイッターでは、こんな反応が出た。


旦那も同じことを言ってました。新潟市内は雪はあまり降らないって。今年が異常。旦那によると佐渡島が防いでくれるとか。本当かな? --- 「新潟市はあまり雪が降らない」と言われるのはなぜ? 理由を聞いてみた (Jタウンネット - 02月14日 22:10) http://mix...
- kuririn (@kuririn_62) 2018年2月15日

新潟市は佐渡島、富山市は能登半島の影響とちゃうのん?海流の影響なら県内沿岸部全体になるやん。 / "「新潟市はあまり雪が降らない」と言われるのはなぜ? 理由を聞いてみた - ニュース - Jタウンネット 新潟県" https://t.co/Rl3BWXMXj3
- どぉやん (@douyan_) 2018年2月15日

また、寄稿フォームからも、長野県の読者から、


「その理由は日本海から来る寒気が新潟市の場合は佐渡島の存在により、弱まり雪の降雪量が少ないと思います。私も、新潟市が少ないのは気になっていましたが、佐渡島が原因だと聞きました。ハッキリとした出典が明記できなくて申し訳ないのですが、確認をお願いします」

といった指摘が来た。


そこでJタウンネットは、前回同様、日本気象協会新潟支店に2月19日、話を聞いた。


「『佐渡島があるから新潟市に雪があまり降らない』ということは考えられるか」と聞くと、「一概にそうだとは言えませんが、風向きによっては考えられます」と話した。


佐渡島は風上側、新潟市は風下側にあることから、地域にもよるが新潟市に直接風が来ることはなくなり、その結果として新潟市に雪があまり降らない、という可能性はあるという。


風上側にビルがあると、風下側にいる人は風の影響を受けにくい、という原理と同じだとのことだ。

Jタウンネット

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