軽自動車は何人乗り?5人乗りはアリ?乗車定員と実際の人数の数え方とは?

2月19日(水)15時34分 MOBY



軽自動車の定員人数のはじまり

新型スズキ・ハスラーのシート
新型スズキ・ハスラーのシート

昭和24年、日本のモータリゼーションの幕開けの頃、それまで富裕層の特権といえる自動車の所有を、一般家庭にも普及させることなどを目的として、ボディサイズやエンジン排気量を小さいものに規制した「軽自動車」が誕生しました。このときに、軽自動車の定員は「最大4名」と制定され今日に至ります。なお、この「最大4名」とはシートが4座ある場合に限り、軽トラックや2シーターの2人乗りのスポーツカーなどシートの数が2座しかない場合の乗車定員は4名となります。



乗車定員を超えたときの違反点数と反則金

車検証に記載された乗車定員をオーバーした状態で運転をすることは「定員外乗車違反」となります。道路交通法第57条では、「運転者は当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。(一部抜粋)」と定めており、違反した場合には、違反点数1点、反則6,000円が課せられます。



定員人数超過による危険性

定員人数を超えて乗車することは法律違反になるだけでなく、事故にも招く恐れがあるためとても危険です。カーブを曲がり切れない、下り坂でスピードが出すぎる、横転するなど、実際に定員人数超過による交通事故が全国各地で発生しています。2019年8月6日、東京都町田市で男女5人が乗っていた軽自動車が横転し、後部座席真ん中に座っていた高校3年生が死亡、他3名が重軽傷を負う事故が発生しました。さらに2019年8月24日には、福岡県福岡市で男女5人が乗った軽乗用車が倉庫に突っ込み、死者が1名出ています。



【例外】12歳未満の子どもがいる場合は軽自動車でも5人乗れる

12歳未満の子どもが乗車する場合は、例外として軽自動車に5人乗車できるケースがあります。道路運送車両の保安基準第53条第2項では、「乗車定員は、12歳以上の者の数をもつて表すものとする。この場合において、12歳以上の者1人は、12歳未満の小児又は幼児1.5人に相当するものとする。」と定められています。

つまり、12歳未満の子どもは「大人1.5人」として数えるため、12歳未満の子ども3人と大人2人が乗車するとき、2歳未満の子ども4人+大人1人のときには頭数で合計5人の乗車が可能となります。



特例におけるシートベルトやチャイルドシートの着用義務について

新型日産・デイズのリアシート
新型日産・デイズのリアシート


シートベルトの着用義務

車に乗るときには全ての座席でシートベルトの着用が義務付けられています。軽自動車では、シートベルトは4人乗りの車では4つしか備わっていません。12歳未満の子どもを含めて5人乗車したいときは、シートベルトの数が足りなくなりますが、「シートベルトの数が足りない場合、不足しているシートベルト分の着用義務が免除される」と道路交通法で定められています。



チャイルドシートの着用義務

6歳未満の幼児を乗せて運転する際は、チャイルドシートを使用しなければならないと法律で義務付けられています。しかし、子どもを含んだ乗車人数が定員を超えている場合は、チャイルドシートを装着できる座席数が足りません。このようなケースでは、使用義務の免除が道路交通法で認められています。ただし、使用が免除されるのはあくまで「乗車定員の範囲内」で幼児を乗車する場合に限ります。

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