北村匠海、木村拓哉「風間公親-教場0-」に登場!謎を呼んだ過去のバディ役

2023年2月20日(月)12時0分 シネマカフェ

北村匠海「風間公親-教場0-」 (C)フジテレビ

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木村拓哉主演で、2020年と2021年に新春SPドラマとして放送した「教場」シリーズを、4月期の月9枠で連続ドラマ化する「風間公親−教場0−」。この度、北村匠海が、木村さん演じる刑事指導官・風間公親とバディを組む新人刑事・遠野章宏役で出演することが分かった。

今作は、「教場」(2020年)、「教場II」(2021年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。

北村さんが演じるのは、新人刑事・遠野章宏。「教場II」のラストシーンでは突然、風間の刑事時代のシーンが流れ、刑事時代の風間とバディを組んで、事件を捜査していた人物が北村さん演じる遠野だった。その捜査中、土砂降りのビルの屋上で遠野は追っていた犯人に襲われ、遠野をかばった風間は千枚通しで右目を刺される。

風間の刑事時代を描く今作では、風間と遠野がバディを組んで事件を捜査していく中で、あの“雨の屋上での惨劇”がなぜ生まれたのかが描かれる。「教場」シリーズでの“義眼の風間教官”が誕生したきっかけであり、「教場」シリーズ最大の謎である“風間を襲った犯人およびその真相”が、今回明らかにされる。

警察学校時代の成績も優秀で、学校長自慢の生徒であった遠野は、校長直々の推薦で交番勤務から捜査一課の「風間道場」へと入ることに。子どもの頃から警察官になることを夢見ていた遠野は、その強い気持ちを持ち続け、ついに念願の刑事としての第一歩を踏み出せたことに喜びを感じ、指導官の風間に対しても屈託のない笑顔で話しかける。

成績優秀な遠野は事件現場でも率先して動き、自分で考え、捜査をしていく。刑事としての基礎体力は劣るが、新人刑事とは思えないほど、的確な捜査方法で事件の答えへと近づいていく遠野の明せきな頭脳にまわりの刑事は驚く。風間も「いい腕をもっている」と認めながらも、「君には欠けているものがある」と告げる。自分に何が欠けているのか理解できない遠野だったが、風間と向き合う時間の中で、気づかされていく。

そして、「教場II」のラストシーンで描かれた、“雨の屋上での惨劇”がやってくるのだ。土砂降りの夜、風間と遠野が追っていた犯人に襲われ、遠野は重傷、風間は右目を刺される。雨の中、血まみれの風間が「死ぬな!」と遠野の名を叫ぶ。「教場II」最後の数分間で描かれたこの衝撃的なシーンは、放送後に「この続きが見たい!」と大きな話題を呼んでいた。

北村さんは「ピンポイントの出演だったので、“これはいつかまた出るだろう”という予感がしていました。脚本を読んでいて、そして“いち教場ファン”として、『教場』という作品における風間のバックボーンは描かざるを得ないと僕は思っていたので、“来るぞ、来るぞ”と毎年思っていましたし、準備をしていた僕としては2年の歳月を経て、“ついに来たか”という感じでした」と待っていたことをコメント。

木村さんとの「教場II」の共演時を、「リハーサルの一発目から完璧な流れで、なおかつ本気でやられていて、そのアクション部への信頼など、全てがプロフェッショナルだなと思いました」とふり返り、「今回ガッツリバディとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています。ぶつかり稽古ですね(笑)」と期待を込めて語っている。

「風間公親−教場0−」は4月、毎週月曜21時〜フジテレビ系にて放送。

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