“違いの分かる男”GACKTが大炎上で、ガチ切れ!「大反発食らい、本人不服」 良いことと悪いことが交互に…
2021年2月21日(日)8時0分 tocana
歌手のGACKTがイライラを募らせている。感動を巻き起こすと思って投稿した“愛犬譲渡動画”が、思わぬ大炎上を招いているからだ。
問題のYouTube動画で、GACKTは愛犬を亡くしたポーカーの師匠を元気づけるため、自らが5カ月ほど育てた愛犬・フェンディを里子として渡した。GACKTは「元気になってもらいたいと思ってサプライズで連れてきました」と言い、奥さんに「(犬を)亡くした、失った辛さ、ボクもよく分かるので、また新しいパートナーと共に、思い出と一緒に前に進んでください」と話した。フェンディを受け取った奥さんは感動の涙を流していた。
ところが、この動画に予想外の反発が起きた。視聴者からは「自分の子供を他人にあげるようなもの」「ペットはモノじゃない」「フェンディがかわいそう」など、4万件以上の批判が届く大炎上。
これにGACKTは自身のYouTubeチャンネルではなく、ニコニコ生放送で反論。最初こそ笑いながら「周りがどんどんガソリンをまき散らすもので、まるで僕が燃やしているように思うわけですよ」と語っていたが、次第にヒートアップ。人気コミック「みどりのマキバオー」などで知られる漫画家・つの丸氏が「これを美談のように考えてるってもう恐怖だよ」とツイートしたことがさらなる炎上を招いたと分析した上で、「内情も知らないでそう決めつけるのはどうか」と苦言を呈した。終盤には動物愛護団体から激しく責められたことを思い出して腹が立ったのか「人んちの庭で騒ぐな」「喧嘩売りたいなら買ってやるから来いや!」とブチ切れた。
GACKTと言えば、恒例番組「芸能界格付けチェック!」(テレビ朝日系)の“絶対王者”として知られる。スポーツ紙記者は「今回の動画も自慢の“目利き力”で『絶対にバズる』『みんな感動するだろう』と考えてアップした可能性が高い。BGMは全編切ない音楽でしたからね(笑)。それがよもやの大反発食らい、本人も不服のようです」と話す。
芸能界からも厳しい声が飛んでいる。動物愛護活動に勤しむ女優の杉本彩は「デイリー新潮」でGACKTを糾弾。「(動画に)バッド評価が多かったことに、ほっとしました。GACKTさんの取った行動は理解し難いと思いました。ペットを飼っていない人でも、我が子をいきなり他人にあげないですよね。ペットも同じです」と述べた。
愛犬家で知られる坂上忍も18日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」の中で言及。愛犬の譲渡自体は「法的に問題ない」とした上で「ルール上どうであろうと、動物を家族ととらえている人にとったら、あの行為を受け入れることはできない人の方が多いと思う。ぼくも同じです。あの行為はぼくにはとうてい考えられない」と語った。
その後、自身も過去に面倒を見切れず犬を里子に出した経験があることを告白し、ブーメラン状態にはなったが、坂上は「非難できる立場じゃないかもしれないけど、勘弁してくれって。動物の意思はあそこに入ってない。あれは物として扱われてるとしか見えない」と厳しく指摘した。
芸能プロ関係者の話。
「GACKTは不思議な男で、いい話と悪い話が交互に出るんですよね。最近だど、自身とROLANDが携わったドレス・ランジェリーブランドに“パクリ疑惑”が浮上すると、すぐさま謝罪し、ブランド側に毅然とした態度で真相究明を求め、称賛の声が集まりました。かと思えば、今回のような動画で評価を落とす。結局、話題にはなっているわけで、やっぱり彼は“持っている”のかもしれません」
次は何をやらかすか——。