小野健斗の心霊体験がヤバすぎる! 金縛りで幽体離脱、ヘビが憑依し、UFO目撃、霊に睨まれ… 『真・事故物件』を語る

2022年2月21日(月)16時0分 tocana


 現在公開中のTOCANA製作映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』が全国に旋風を巻き起こしている。「事故物件に住んで幽霊をカメラに収めるまで帰れない」という企画にユーチューバーとアイドルの卵たちが挑戦するも次々と心霊現象に襲われ、その場所が日本犯罪史上もっとも凄惨なバラバラ殺人の現場であることが判明、やがて恐ろしい隣人まで現れ…… という現代的なプロットに“限界まで攻めた”グロテスク描写を重ねながら、しかし決してそれだけでは終わらない鑑賞者の予想を超えた帰結と余韻を残す、Jホラーの新たな地平を切り拓いた問題作だ。


 本作で、事故物件に潜入するアイドルたちのマネージャーという重要な役柄を務めるのが俳優・小野健斗(32)。2006年に舞台『ミュージカル・テニスの王子様』でデビュー以来、映画やドラマで活躍を続け、そのルックスや演技力にも注目が集まっている。そんな彼に本作の見どころと驚愕の心霊体験を語ってもらった。誰も知らなかった、「真・オカルトの王子様」としての一面も明らかになる!


■狂気に満ちた役は“楽しかった”


——映画はとても恐ろしい内容だった一方、面白く見ることもできました。小野さんのマネージャー役も見事でしたが、最初にこの作品のオファーがきたときはどんな気持ちでしたか?


小野健斗(以下、小野)  ホラー映画のオファーは初めてで、自分の中では未知の世界だったので、役者として一つの新しい経験をしたいと思い快諾しました。狂気を感じる役も楽しそうですし、どうやってホラー映画を作るのかにも興味がありましたね。


——今まではキラキラした役柄が多かったようですが、今作では演じづらさがありましたか?


小野  いえいえ(笑)、いろいろな役を演じさせていただいてまして、悪役も多いんですよ。ただ、このお話では、自分が観客からどのように見えているのかは想像し難かったです。


——たしかに陰と陽の両面がある役回りでしたね。脚本をもらったときは、どう読みましたか?


小野  ホラーなので、文字だけ見てると想像がつかないんです。脚本だけを見ていると、声優さんがアニメのアテレコをするような感覚と似ているのかもしれません。完成した絵がなくて、ラフの状態で演じる時があるんです。そんな感覚だったので、脚本の時点では、現場がどうなるのかわかりませんでした。完成した映画を見て、全部が腑に落ちました。


——実際の撮影現場はどうでしたか?


小野  ホラーを作っているのに、役者もスタッフもみんな笑顔という現場でした。タイトなスケジュールの中、共演者の方とも一致団結できました。海老野心ちゃんも僕と同じくクルマが好きで、楽屋で盛り上がりましたね!


——演技で参考にするものはありましたか?


小野  いやー、僕はもともとホラー映画が苦手ないんですよ(笑)。ただ、UFOやネッシーとかの分野は、いる・いないと考えてしまうタイプです。でも絶対いると思うな。


■撮影後、自分の体から魂が抜けて……!


——話をそちらに振っていただいてありがたいです。UFOに関するエピソードをお持ちなのですか?


小野  実は一度、UFOを見たことがあるんですよ。子どものころ、八ヶ岳に家族旅行に行ったときです。時刻は夕方、帰り道の甲府盆地あたりでした。父が運転するクルマの助手席で、オレンジ色っぽい光がバッと見えました。最初は雷かなと思ったんですが、その光が移動するんです。そしてピカピカピカ光りながら消えました。父は運転してるし、後ろでお母さんは寝てるし、僕しか見てないんです。でも絶対に何かがいた。あれはUFOでしたね。


——もちろん信じますとも! 他に心霊体験なども?


小野  ええ。昔、友達と夜中に心霊スポット巡りをして、富士の樹海に行ったんですよ。樹海の近くの広い駐車場のド真ん中にクルマを止めたはずなのに、降りるとなぜかクモの巣だらけになるんです。一緒に行った友達もみんな、とにかく全身クモの巣にひっかかって。「明らかにおかしい、今まで行った心霊スポットとレベルが違う」となって樹海に入らず、クルマに戻ったら、エンジンがかからない……。メーターをよく見たら、ガソリンがエンプティになっているんです。普通は気づくはずなのに……。


 そういう経験をしてからは心霊スポットが怖くなって、それ以来近づいてなかったんです。でも先日、本栖湖にキャンプに行ったら、偶然その事件があった駐車場が目に入ってきて、うわっ! と停まらず走り去りました。


——クモの巣はよく「幽霊の髪の毛」なんて言われたりしますよね。ちなみに本作の撮影中にも怖いことはありましたか?



小野  撮影中は感じませんでしたが、終わってから金縛りに遭いました。もともと金縛り体質で、よくなるんです。霊か、そうでない金縛りかわかるくらい経験してきました。だから普段は、金縛りがきてもスルーするんです。


 でも今回、撮影から1カ月後くらいに金縛りに遭いまして、最初は眠いからスルーしていたんですが、その時の金縛りは2回目、3回目とくるんですね。3回目の時だったか、突然自分を俯瞰で見ることができたんです。部屋は真っ暗だったはずなのに、その時なぜか電気もついていました。ただ、周囲に霊の姿は見えないし「これは夢だ」と自分に言い聞かせることにしてまた眠りに就きました。次に目が覚めたのが朝8時です。仕方なくカーテンと窓を開けて、もう一度ベッドに倒れ込んだ瞬間のことです。自分の中から魂が抜けていくような感覚に襲われたんです! 経験したことがないゾワゾワした感覚が、肩を通って、窓から外へ抜けていきました。


——それはヘビじゃないですか!? 取り憑いていたヘビが抜けていく人たちはそんなふうに表現しますね。股間あたりでとぐろを巻いて、首のあたりから抜ける例が多いらしいです。


小野  あれはヘビだったんですね……! 本当に怖い経験でしたよ。


 ただ、それだけじゃなくて、自分の部屋ではよく変な音がするんです。ラップ音というんですかね。テレビの方からバチンっていう音と、玄関からドアを叩くような音。入居当初から数年間ずっと続いてまして、週に2〜3回は起こるのでもう何も思わなくなってきています。居心地はいいんですけど、たまに自分ではない“何か”がいるように感じる時もあります。怖いけど、どうすることもできないので、放置しています。逆にみなさんの家では、音とか気配とかないのかな?


——普通の家はそんな音は鳴りしませんよ! あったとしても誰かが騒いでるとか、ドアが軋むとか、原因はすぐわかります。まさか『真・事故物件』出演の小野さん自身が、事故物件に住んでいたとか……!?


小野  今の家には新築で入ったのですが、そういう風に言われると困りますね。本当に引っ越そうかな。普段は霊感がなくて、何も感じない人間だと思ってるんですけどね。


※ 編集部が小野健斗さんの自宅に直撃、除霊してきたレポートはこちら!


■女の幽霊がこっちを見ていた


——小野さん、今まで知りませんでしたが相当なオカルトエリートですね。ご家族に霊感体質の方がいらっしゃるとか?


小野  父親がよく金縛りになると言っていたんで、遺伝ですかね。父は家族旅行に行くと、泊まる部屋に御札がないかチェックしてました。UFOも好きで、一緒に星を見ながら「どれがUFOかな」と探したこともあります。あ、そういえば、もうひとつ心霊体験を思い出した。


——なんですか?



小野  かなり前ですが、友達7人と箱根の旅館に行ったんです。その時は、自分がドライバーだったのですが、日も暮れてきたので急遽1泊することになって旅館を探しました。でも、混んでる時期で何軒か断られて、1軒だけ空いていたところに素泊まりすることになったんです。


 通されたのは角部屋のとても広い部屋でした。僕は運転で疲れてたので、着いてすぐに倒れ込むように眠ってしまったんです。時間にして1時間ぐらいだったんですが、金縛りにも遭って、うなされていました。それで目が覚めたら、みんなから「健斗どうしたの?」って言われて。洗面所に行くと、顔がパンパンに腫れてるんです……! どうしてだろうってみんなで調べてると、その旅館は心霊スポットとして有名な場所だったんです。


——え〜!! まさに『真・事故物件』の話みたいじゃないですか!


小野  その後はみんなで飲んで、顔の腫れのことも忘れてたんですね。でもその夜、僕はぐっすり寝ていてわからなかったのですが、夜中にふと起きた友達が「ベッドに座っている女の人」を見かけたらしいです。もちろん、その時のメンバーに女性はいません。しかも、数日後にその友人に言われたんです。「ごめん、まだ言ってなくて。怖がらせたいわけじゃないけど、あの女はずっと健斗の方を見て座ってたんだよ」って……!


——それは怖い……! ファンの人たちも小野さんの新しい一面を知ってビックリするお話でしょうね。


小野  どうしよう。怖くなってきたから、やっぱり引っ越そうかな。


——映画の話に戻りますと、本作は海外でも上映される予定です。


小野  スゴいですね。なかなかそんな機会はないのでありがたいです。


——最後にファンにメッセージをお願いします!


小野  僕も久々の映画だったので、1人でも多くの方に見てもらいたいです。見ていただければ「怖いけどポップ」という意味を納得していただける、素晴らしい作品だと思います。ぜひ劇場でお会いしましょう!


 映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』で、重要な役回りを務める小野健斗さんのインタビュー、いかがだろう。心霊にも通じた俳優として、新しい小野さんの一面をおわかりいただけたはずだ。これから小野さんは、「金縛りの王子様」になるのではないだろうか。本人は「やめてほしい」と言っていたが……。とにかく『真・事故物件』で見事に“表と裏”を演じ分ける彼の姿を、ぜひ劇場の大スクリーンで堪能してほしい!




映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』

(制作・配給:TOCANA)

ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ ほか全国公開中!

【公式サイト】https://shin-jiko.com



小野健斗(おの・けんと)
俳優。東京都出身、1989年8月9日生まれ。2006年ミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。ドラマ『天装戦隊ゴセイジャー』や舞台『おそ松さんon STAGE〜SIX MEN’S SHOW TIME〜』などに出演。テレビ、ドラマ、舞台とそのイケメンぶりを発揮する。現在、『新テニスの王子様』The Second Stageに徳川カズヤ役で出演中。
Twitter:@kento_leo9
Instagram:@kento_ono


 

tocana

「心霊体験」をもっと詳しく

タグ

「心霊体験」のニュース

「心霊体験」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ