小麦粉を使わないタコ焼き、海鮮ネタがない寿司… 地球温暖化が進んだ未来のレストランがオープン

2018年2月23日(金)13時9分 BIGLOBEニュース編集部

未来レストラン いぶき

写真を拡大

JAXAなどが参加する「地球をみまもるプロジェクト」は、地球温暖化が進んだ未来の食事を提供する「未来レストラン いぶき」を東京・表参道に2月25日の1日限定でオープンする。


「未来レストラン いぶき」では、地球温暖化が進んでしまった未来で「私たちが食べるかもしれない」メニューを50名に無料で提供する。温暖化によって、絶滅が心配される生き物、採れなくなる作物、その逆で豊かになる食材など環境は大きく変化。JAXAらは、「未来レストラン いぶき」を通して温暖化を身近な問題として考え、行動するためのきっかけにしてほしいとしている。


提供するメニューは5品。収穫量が激減し高級品となった小麦の代替料理として、タコをダシ汁のゼリーでコーティングしたタコ焼「CRYSTAL TACOYAKI」と、栄養不足を補うスーパーフードとして期待される青い「スピルリナ」をパスタと合わせた「BLUE PASTA」が登場。魚介類が獲れなくなったことで、寿司は人工のイクラや暑くなった日本で育った南国フルーツをネタにした「FUTURE SUSHI」になる。


また、肉牛の生産量が減り肉質も低下。「STAKE ON THE SIDE」では、肉は紫芋に主役の座を奪われている。牛乳をはじめとする乳製品を使ったスイーツも貴重なため、プリンはカラメルと卵部分の量が逆転。カラメルがメインの「UPSIDE-DOWN PUDDING」に様変わりしている。


「未来レストラン いぶき」は2月25日の1日限定でオープン。試食会は11時からと12時からの2回で、当日朝8時から整理券を配布する。試食会とは別に、15時から18時までは展示されている料理を自由に閲覧することができる。


未来レストラン いぶき


未来レストラン いぶき


未来レストラン いぶき


未来レストラン いぶき


未来レストラン いぶき


出典:未来レストラン いぶき

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

「地球温暖化」をもっと詳しく

「地球温暖化」のニュース

「地球温暖化」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ