贅沢朝食巡り 第2回 ふんだんな野菜で身体が喜ぶ、オークラ東京「山里」の「和朝食」

2025年2月23日(日)11時0分 マイナビニュース


いつもは慌ただしい朝の時間、たまにはゆっくり優雅に過ごしたいもの。この連載では、自分へのちょっとしたご褒美にも、充実した一日の始まりにもぴったりな東京都内ホテルで楽しめる朝食を巡ります。贅沢な朝ごはんでプレミアムなひと時を過ごしてみては?
今回紹介するのは、東京・虎ノ門のオークラ東京で日本料理を提供する「山里」の「和朝食」。世界の賓客をもてなしてきた日本を代表する老舗名門ホテルで、正統派和食の朝食をいただきます。
オークラ東京唯一となる日本料理店として、1962年のホテル創業とともに誕生した「山里」。会席料理だけでなく、割烹、鮨、天ぷらとそれぞれのカウンターを備え、一つの店で多様な日本料理が楽しめます。
案内されたのは、窓の外の日本庭園と一体化するテーブル席。温かみのある木目調の店内から景色を眺めていると、忙しない東京の中心にいることを忘れてしまうほど。
「和朝食」は、栄養バランスの良い身体に優しい料理が並びます。野菜中心で重くならず、一日の始まりのエネルギーになるように考え抜かれているのだそう。
選べるごはんものは、ご飯、お粥、薬膳粥の3種類。鮮やかでヘルシーな具材が入った薬膳粥に特製醤油あんをかけながら食べると、カツオ出汁の優しい味わいが染み渡ります。店内で炊いたじゃこ有馬煮や梅干し、明太子とご飯のおともも豊富。白いご飯が欲しくなってしまうほど食が進みます。
サラダは、山里で人気を博している「きざみ生野菜」。5種の野菜が細かく刻まれ、ふわふわな仕上がりに。繊細な歯応えとともに、ジューシーな野菜の甘さを存分に味わえます。焼魚は朝食の定番の塩鮭。外国の方も食べやすいよう、塩味を控えめにしているのだそう。
出汁がたっぷりと使われただし巻き卵は、甘さも塩味も控えめで思わず頬が緩むほどの優しい味わい。煮物には唯一お肉が使われていて、上品な薄味ながらも鶏肉の旨みが舞茸や大根に染み渡っていました。
そのほかにも2種類の小鉢と味噌椀もつき、様々な食材を使用した料理を少しずつ堪能する贅沢な朝食でした。
朝食の時間は7時から。宿泊者以外の利用者は1割ほどで、40〜60代の人がゆっくりと朝食の時間を過ごしたり、ビジネスマンの朝食ミーティングに使われることもあるといいます。
穴場の時間帯はオープン直後の7〜8時。宿泊者の利用も少なく、特に平日の場合は静かな空間でゆったりと朝食を楽しめるのだそうです。
○和朝食
提供場所:オークラ東京 ヘリテージウイング4階「山里」(東京都港区虎ノ門2-10-4 オークラヘリテージ 4階/〒105-0001)
提供時間:平日7:00〜9:30、土・日・祝日 7:00〜10:00
価格:6,600円 (消費税・サービス料込)(4月1日より6,500円)
※予約も可能。詳細はホテル公式サイト内「山里」ページに記載。

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