ふりかけ「ゆかり」の意外な歴史 発売当初はまったく売れなかったが...

2020年2月24日(月)6時0分 Jタウンネット

[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2020年2月13日放送「5up!NEWS」のコーナーで、広島発の定番ふりかけ「ゆかり」のヒットのきっかけを紹介していました。


1970年に誕生した三島食品のゆかり。今では同社の看板商品になっています。


しかし、これまでの道のりは順風満帆ではありませんでした。店で売れ残ったまま賞味期限が近づき、返品されることも多かったといいます。


子供達が「赤いごはん作って」


あることをきっかけに、ゆかり人気に火がつきました。給食です。


ゆかりは、発売から2、3年後に東海地方の学校給食に使われることになりました。すると、子どもから「給食と同じ『赤いごはん』作って」と言われた保護者から、学校に問い合わせが相次いだそうです。


それからゆかりは三島食品を代表する商品になっていきます。


三島食品の工場に潜入。中に入るとゆかりのエプロンを身にまとった人たちが。漬け込んだ赤しそが1樽60キロで工場に届き、赤しそを細かく裁断。脱水したものを調味料と合わせ、味付けし、乾燥させると普段食べているゆかりの状態に。


数々の厳しいチェックに合格したものが袋詰めされ、消費者のもとに届けられていくのです。


ゆかりが返品されることが多かったとは知りませんでした。ヒットにつながったきっかけが広島の学校ではなく、東海地方の学校給食に使われてブームになったと知り、驚きです。


(ライター:tama35)

Jタウンネット

「ふりかけ」をもっと詳しく

「ふりかけ」のニュース

「ふりかけ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ