就活で、理系と文系では「エントリーの数」が違うと分かる - 文系は平均14社、理系は?
2025年2月24日(月)8時14分 マイナビニュース
エン・ジャパンが運営する新卒学生向けスカウトサービス『iroots』は2月14日、「文系と理系の就活 比較調査レポート」を発表した。
調査は1月14〜19日、2026年に卒業予定の大学生/大学院生166名を対象に、インターネットで実施した。
まず、本選考にエントリーした(予定している)企業数を尋ねたところ、文系の平均は「14.0社」、理系は「9.6社」だった。ボリュームゾーンは、文系「6〜10社」、理系は「1〜5社」となっている。
本選考にエントリーする上で重視することは、文系理系ともに「仕事内容が魅力的だから」が最も多かった(文系:55%、理系:63%)。
文系と理系で最もポイントに開きがあったのは「経営陣または社員の人柄」で、文系の方が13ポイント高かった。
2025年1月時点での内定数は、文系は44%(1〜3社:38%、4社以上:6%)、理系は46%(1〜3社:40%、4社以上:6%)だった。
内定を得た学生のうち、32%は「内定承諾はしたが就活を続けている」と回答し、理系学生の18%が、「内定承諾をして就活を終了した」と答えた。
そして、現在の志望業界を尋ねると、最も多い回答は「メーカー」(42%)だった。
分理別に見ると、トップはいずれも「メーカー」(文系:35%、理系:60%)だったが、2位は、文系が「商社」(23%)、理系が「通信・システム・ソフトウェア」(36%)という結果だった。