「不断の修練→究極の安全」 JR訓練センターの駅名標が粋だった

2020年2月25日(火)6時0分 Jタウンネット

一風変わった駅名標がツイッターで話題になっている。


それがこちらだ。


このホーム写真を投稿したのはツイッターユーザーの歩く短魚雷(@tangyorai)さん。駅名は「笹子設備訓練センター」となっているが、注目すべきはその隣駅だ。


「不断の修練」
「究極の安全」



...なんだろうこの駅名は。よくわからないが何者かの強い意志を感じる。というかこんな駅、本当に存在するのだろうか?


Jタウンネットは2020年2月18日、JR東日本を取材した。


駅番号をよく見ると...


JR東日本八王子支社の広報担当者によれば、ここは山梨県大月市にある技能教習所「笹子設備トレーニングセンター」だ。駅のホームや線路など実際の設備が整い、社員が訓練に使用しているという。


トレーニングセンターには一般人は入れない。笹子設備訓練センター駅も訓練用のもので、一般乗客が乗降することはない。


しかし隣駅の「不断の修練」「究極の安全」とは何なのか。担当者は、


「弊社の安全綱領の中に『不断の修練』というものがあります。またグループ理念の中に『究極の安全』というのがございまして、それぞれのキーワードを使用しています」



としている。


たしかに、JR東日本の安全綱領を確認すると、


「安全の確保は、規定の遵守及び執務の厳正から始まり、不断の修練によって築き上げられる」



の一文がある。またグループ理念にも、


「私たちは『究極の安全』を第一に行動し、グループ一体でお客さまの信頼に応えます」



の一文があり、どちらもグループにとっては大事なキーワードのようだ。


また駅番号をよくみると訓練センターは「335(笹子)」、究極の安全は「802(八王子)」となっている。こちらも偶然ではないだろう。

Jタウンネット

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