「ひよ子」はすでに東京のもの? 福岡人衝撃のアンケート結果がこちら

2020年2月28日(金)6時0分 Jタウンネット

シンプルな表情が愛らしい、昔ながらの銘菓「ひよ子」。中には餡がたっぷり詰まっており、素朴で優しい味わいのお菓子だ。


そんな「ひよ子」を巡って、ネット上で日々繰り広げられるのが、


「『ひよ子』は福岡と東京、どちらの銘菓か」



という論争だ。


元を辿れば、「ひよ子」は1912年福岡県・飯塚生まれ。66年には東京1号店を出店し、現在は株式会社ひよ子(福岡市)と株式会社東京ひよ子(台東区)、2つの拠点で「ひよ子」および関連商品を作っている。「どっちの銘菓だっけ?」という人が出てきてもおかしくないというわけだ。


そこでJタウンネットは2019年10月24日〜20年2月25日の期間、「『ひよ子』は福岡銘菓?それとも東京みやげ?」というテーマでアンケートを行った(投票総数3765票)。


はたして全国の読者は、「ひよ子」をどこの銘菓だと認識しているのだろうか。


中国・四国地方にも東京派が


まずは全体の結果を見ていこう。


なんということだろう。「東京」が54.6%(2056票)で過半数を占める結果となった。対する「福岡」は44.6%(1681票)、「その他」が0.7%(28票)だ。


都道府県別で見た結果は、次の通り。


...福岡県民の皆さん、どうか落ち着いてほしい。


「東京」が東日本を中心とした30地域を占めるのに対し、「福岡」は九州・沖縄を含めた14地域。残り3地域は結果が拮抗する形となっている。


福岡に近いの鳥取や島根、岡山までもが東京派になっているとは...。四国も3県で結果が割れており、ひよ子を東京銘菓と認識している人は、四国・中国地方でも少なくないようだ。


ちなみに、東京のユーザーからの投票は、「東京」が58.6%、「福岡」が40.9%という結果になった一方、福岡では「福岡」が91.9%、「東京」が7.1%と大きな差がついた。福岡県民はひよ子に対して並々ならぬプライドを持っているようだ。


福岡人「寝言は寝て言え」


福岡県民は今回の結果をどう捉えるのだろう。Jタウンネットは上記の日本地図を福岡出身の社員に見せてみた。


40代の社員Kは、


「とんでもない話やねえ。東京ががんばったのかな。岡山も東京か...。かろうじて大阪が入っていてよかった」



と驚きつつ、少し寂しそうな反応を見せた。大阪のユーザーからの投票結果は、「福岡」が49.6%、「東京」が48.2%、とわずかな差で福岡が勝っている。


そして50代の社員Fは図を見るなり「寝言は寝て言え」とお怒りの様子。


「まあ、東京銘菓ともうたってるし、しょうがないかな。でも事実ベースで言えば間違いなく福岡が先だけどね」



と悔しさを滲ませながらも、無理やり自分を納得させたようだ。

Jタウンネット

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