ふわふわ厚焼きホットケーキが大人気! 湯島の名店『みじんこ』に行ってきた

2020年2月29日(土)10時50分 食楽web


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 下町情緒漂う東京・湯島。この町に、自家焙煎珈琲の名店『みじんこ』があります。こちらで以前から気になっていた絶品のコーヒーと、看板メニューのふわふわの“厚焼きホットケーキ”を味わいに訪れました。


店内カウンターの様子。離れたところにも落ち着いた客席あり

 店内に一歩足を踏み入れると、コーヒーの香ばしい匂いに鼻腔をくすぐられます。「女性1人で楽しめる珈琲専門店」として、誰もが心地よく過ごせる店づくりを目指しているとか。モダンながら温かみのある空間には、常に穏やかな時間が流れています。

澄み切った香りと味わいの「オリジナルブレンド」は秀逸


「オリジナルブレンド コーヒー」(全3種)490円

 まずは、マネージャーの鈴木さんがハンドドリップしてくれた自家焙煎コーヒーをいただきます。

 自家焙煎の豆はエチオピアやブラジル、グアテマラ、コロンビア、ケニアなど、南米やアフリカのシングルオリジンを日々6〜7種類を扱っています。フルーティなものからフルボディまで、その日の気分次第でチョイスできます。


マネージャーの鈴木一宏さん。「シングルオリジン」は1杯540円から

 シングルオリジンを組み合わせた3種類のブレンドもオススメ。すっきりとした味わいを出すため、ペーパーフィルターを用いて丁寧にハンドドリップしてくれます。今回選んだのは、フルーツのような酸味がさわやかな「フレッシュ」ブレンド。酸味とコクのバランスが良く、雑味がなくすっきりと飲みやすさで、とても美味しい! 心地いい空間とコーヒーの香りにも癒されます。

厚みが自慢! バター風味豊かな絶品の「ホットケーキ」


ホットケーキ680円、メープルシロップはお代わり自由

『みじんこ』は自家焙煎の香り高いコーヒーのみならず、食材にこだわったフードメニュー目当てに訪れる人も多いんです。一番人気は、注文を受けてから銅板でじっくり焼き上げる「ホットケーキ」。ワクワクしながら待つこと20分。香ばしい香りとともに、直径9cm、厚さ3cmの厚焼きホットケーキ(2枚重ね!)が運ばれてきました。


バターの香ばしい香り、ふわふわの食感がたまりません!

「ちょっと量が多いかな…」と思いながら一口食べると、ふわっふわで口の中でとろけるような軽やかさ! 小麦の香りと卵の濃さ、砂糖の甘み、染み込んだ無塩バターすべてのバランスが絶妙で、まったりとしたコクと風味を堪能できます。甘さ控えめなメープルシロップをたっぷりかけていただくのがオススメ。結局、ペロリと平らげてしまいました。

 ホットケーキは14時以降に入店した人しか注文できないので、食べたい人は時間に気をつけて来店しましょう。

肉汁ほとばしる「ハンバーグサンド」も旨い!


「牛粗挽きハンバーグサンド」780円

 実は、特殊なグリルマシンで一気に焼き上げる「ホットサンド」もファンが多いメニュー。ということで、「牛粗挽きハンバーグサンド」も注文してしまいました。

 つなぎを使わない粗挽きのパティは、噛むほどに肉の旨味があふれ出し、サクサク、もちもちのパンと、シャキシャキの野菜の食感も相まってとても美味! 爽やかな酸味が効いたセットのポテトサラダも、その味わいを引き立てます。

 ホットサンドメニューは全6種で、どれもオリジナリティ豊か。。いぶりがっこや白だしなど和風テイストを絡めたものあり、聞けばこれらは期間限定だそう。次はどんなメニューが登場するのか、心が躍ります。昼なら、7種のドリンクが付くランチセットがお得ですよ。

 店から数分も歩けば、湯島天満宮や湯島聖堂、サッカーミュージアム博物館など、見どころがいっぱい。のんびりと下町を散策しながら、絶品の一品を味わいに立ち寄って欲しい名店です。

(取材・文◎大山ユミ)

●SHOP INFO

自家焙煎珈琲 みじんこ

住:東京都文京区湯島2-9-10 湯島三組ビル1F
TEL:03-6240-1429
営:月〜金 11:00〜21:00(L.O.フード20:00、ドリンク20:30)、土日祝 10:00〜20:00(L.O.フード19:00、ドリンク19:30)
休:不定休

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