「ミイラの香り」トイレットペーパーをマツキヨで発見 一体どんなニオイ?開けて嗅いだら...予想外の結果に

2024年3月1日(金)11時0分 Jタウンネット

ドラッグストアやディスカウントストアでは様々な香りつきのトイレットペーパーが販売されている。中にはこんな変わった匂いがするものもあるようだ。

これはマツキヨココカラ&カンパニー(本社・東京都文京区)が展開するプライベートブランド・matsukiyoのトイレットペーパーの写真。

「ふんわりやわらか」という謳い文句の下には、こう書かれている。

「ミイラの香り」

花や石鹸といったお馴染みの匂いじゃない。なんと、ミイラの香りがするというのだ。

ミイラの香りなんて嗅いだことがないけど、いったいどんな香りがするのだろう?

きっかけは「長尺のトイレットペーパー」開発

いざ開封して匂いを確かめてみると......あれ? どこかで嗅いだ記憶がある優しくて甘い香り。なんだか気持ちが落ち着いてくる。

改めてパッケージを隅々まで確認してみると、ミイラの正体が書いてあった。

そう、ミイラの香りとは、線香などにも使われている「白檀(びゃくだん)」のことだったのだ。

偶然、Jタウンネット編集長が別の種類の「白檀の香りのトイレットペーパー」を所持していたため、嗅がせてもらったが、確かに似ていた。本当に、白檀の香りようだ。

だがしかし、なぜわざわざ「ミイラの香り」として販売しているの?

記者は2024年2月13日、マツキヨココカラ&カンパニーでプライベートブランドの日用品商品開発を行うMCCマネジメントの開発担当者に取材をした。

開発担当者によると、「長尺タイプのトイレットペーパーを開発しよう」というのが、そもそものきっかけだったという。

そこから、「ミイラ」に至った経緯を、開発担当者は

「長尺なのでカラダに巻けるのでは?と思いついたところから、ミイラコンセプトのパッケージで意外性や楽しさをアピールするというアイディアが先にできました。
香りのアイディアはミイラの防腐剤として白檀が使用されていることから着想を得ました。『白檀の香り』ではなく『ミイラの香り』と訴求にすることで消費者に興味をもたせる狙いがありました」

と語る。

こうして誕生した「matsukiyo ふんわりやわらかトイレット ミイラ」は22年4月に発売を開始。24年2月現在も販売が続いている。

「パッケージデザインやコンセプトに込めた楽しさや品質面で高く評価してくださる方が多く、結果的に長く愛される商品になりました」(開発担当者)

いつもの日常に、ちょっとした遊び心がほしい......。そんな方はぜひ、「ミイラの香り」をトイレに取り入れてみては。

Jタウンネット

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