【高校受験2018】埼玉県公立高入試<数学>講評…取り組みやすい問題増、差がつきやすい
2018年3月1日(木)17時54分 リセマム
◆<数学>講評(スクール21 提供)
大問構成は昨年同様でした。
極端な難問は減少し、特に大問1で取り組みやすい問題が増えました。結果として差がつきやすくなったと思われます。
大問1 小問集合
昨年より配点が2点増えました。難問がなくなりましたが、(9)の等式の性質についての問題、(10)の度数分布表における平均値の問題のように、基本的な知識を正確に覚えていなければならない問題もありました。
大問2 小問集合
(2)は正八面体の断面をとらえて、四角錐2つとして考える問題でした。(3)の作図は、点Aを折り返す先を特定するのに苦労した受検生が多かったと思われます。(4)補助線を引いて、相似な三角形を見つけられるかどうかがポイントでした。
大問3 規則性(学校選択問題と同一)
(1)は具体的に書き出せば求めることが出来ました。(2)はタイルの枚数の差が一定ではないことに戸惑った受検生もいたと思います。難問でしたが、n番目の白と黒のタイルの枚数の差がn枚であったことに気が付けば、解ける問題でした。
大問4 座標幾何(学校選択問題と同一)
(2)は線分の長さの比をx座標の比に置き換えるのがポイントでした。(3)については、どの点の座標も求められ、大きい三角形から小さい三角形を引くことで、四角形の面積を計算できましたが、非常に手のかかる問題だったので、解ききるのは大変だったかもしれません。
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このレポートは平成30年3月1日(木)に速報としてスクール21により作成されたもの。
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協力:スクール21